宮沢氷魚が、1月21日に都内で開催されたファースト写真集「Next Journey」(集英社)の発売記念イベントに登場。囲み取材に応じ、「どれもベストショット」だという写真が収録されている写真集のお気に入りカットや、来年迎える30代への思いなどについて語った。
沖縄・京都の2都市で6日間撮影したという本作。ロケ地をその2都市に選んだ理由については、自身が出演した連続テレビ小説「ちむどんどん」(2022年、NHK総合ほか)、2023年1月27日(金)公開の映画「レジェンド&バタフライ」との縁もあり「『レジェンド&バタフライ』の撮影で京都に2カ月くらいいて、沖縄は『ちむどんどん』の舞台だったので、去年、おととしとお世話になった所への恩返しというか、その時に行けなかった魅力的な所を皆さんに紹介できたらいいなという思いで決めました」と伝えた。
お気に入りカットを聞かれ「いっぱいあるんですけど…」とほほ笑んだ宮沢は、厳選して京都と沖縄それぞれのお気に入りカットを挙げた。中でも沖縄の写真は「ちょっとジェームズ・ディーンを意識した写真になっていて、アメリカンな要素というか。ロケ地に行くまで雨が降っていて撮影できるのかな、どういうふうに調整すれば写真が撮れるかなと思っていたら急に晴れて、すごくきれいな自然光というか夕日の中で撮れた写真なんです。狙っても撮れない写真なので、これが撮れた時にスタッフさんからも『奇跡的な1枚が撮れたね』って言われ、みんなで喜べた瞬間だったので大好きです」と、白のTシャツでワイルドな髪形のお気に入りカットを紹介した。
そんな初写真集の自己採点を「120点。10年後、20年後にこの写真集をまた手に取ってみた時に、『28歳の自分すごい元気だったなとか、エネルギーがあふれていたな』っていうのをその時に実感して、またその瞬間この写真集からたくさんパワーをもらって、その先も頑張っていけると思うので。もちろん『メンズノンノ』でお世話になった7年間の集大成でもあるんですけど、僕が生きてきた人生最初の28年間の集大成でもある写真集だと思います」と、自信をのぞかせた。
2023年も「レジェンド&バタフライ」の他に多数作品がスタンバイしている宮沢。2023年への意気込みを「おかげさまでいろんな作品に出させていただいて、来週は『レジェンド&バタフライ』、2月には『エゴイスト』が公開されたり、あと夏頃には舞台『パラサイト』もありますので、盛りだくさんな1年になると思うんですけど、1年のスタートをこの1冊で切れたので、2023年はいい年になるんじゃないかなっていうふうに思っています」と語る。