――ラーメンに目覚めたきっかけは?
知り合いから「ラーメンが食べられない女の子は好かれないよ」って教えてもらったんです。“モテない”じゃなくて“好かれない”って。だから女の子の友達がいないのかぁと思って食べ始めたらものすごくおいしくて。単純においしいラーメンを知らなかっただけでした。小さい頃に食べたラーメンがおいしくなかったからずっと避けてきたけど、1000円以上する東京のラーメンはうまい!(笑)
――今、着ている水着のポイントは?
レザーっぽい感じがいいなと。本当は青とかが好きなんですけど、私に似合うのは濃い色らしくて。これはファンの方にもらいました。
――被写体モデルを始めたきっかけは?
もともと、こういう仕事に就きたかったというわけではなかったんです。ただ、目立つことをしたいっていうのは前提にありました。自衛隊に入ろうかなと思ったんですけど身体能力の問題で落ちちゃって。
アイドルとかをやってみようかな、なんて適当なことを言ったら、ある人に「おまえには絶対できない」って言われたんです。何かカチンと来たから「じゃあ、やってやるよ」と思ってパパに「アイドルになってみたかったんだ」ってうそをついて東京に出してもらいました(笑)。
東京に来たらいろいろチャンスがあるじゃないですか。自分で事務所とかを調べて入りました。コミュニケーション能力が低くて人見知りだったんですけど、そんな私のことをかわいいと言ってくれる人たちがいて。これはやっていけるかもと思って、そのまま今もこの業界にいる感じです。
――行動力がある点もすごいですが、周りに辛辣なことを言う人も多いですね。
みんな厳しいんです(笑)。だから「見返してやる」っていう反骨精神が強いです。
――そういえば、YouTubeで競馬配信をやっていますよね?
競馬はおじいちゃんがやっていて、正直あまりいいイメージを持っていなかったんですけど、お話を頂いて配信を始めたらまんまとハマっちゃって。馬に対する印象も変わりました。
身体能力に優れたサラブレッドたちは本当にすごい!私は人間界でもポニー側で(笑)、身体能力がめっちゃ低いので尊敬しています。
――好きなジョッキーはいるんですか?
森泰斗騎手(船橋競馬所属)が気になっています。あの方が1番人気の馬に乗っている時に入着から消える姿を何度も見ていて。私が馬券を買っていない5番人気の馬の時に勝ったりするんですよ。単純に馬券の相性が悪いだけなんですけど(笑)。めっちゃ注目しているので頑張ってほしいです。
――2023年はどんな1年にしたいですか?
特に高みを目指しているわけでもないですし、テレビに出たいとも思っていないんですけど、もし機会があったら声優のお仕事をやってみたい。以前お話を頂いた時に、無音の空間で「はい、どうぞ」って言われてお芝居するあのアフレコ現場の雰囲気に耐えられなくて泣いて帰ったことがあるんです。だから、向いているかどうかは分からないんですけど、自分の視野を広げる意味でも改めてチャレンジしてみたい。
お嬢様系の役は難しいと思うので「プリキュア」の脇に出てくるようなキャラクターとかで参加できたらいいなと思っています。
◆取材・文=小池貴之
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