日々さまざまなエンタメ情報を扱うWEBザテレビジョン編集部。そんな編集部員たちが、面白かった番組・気になる番組を毎月シンプルに紹介していく連載。ぜひあなたのテレビライフに役立てていただければ幸いです。
草なぎ剛さん主演の復讐劇「罠の戦争」がめちゃくちゃおもしろい。有能すぎる政治家秘書の草なぎさんが知恵を絞って”悪い人”をこらしめる物語で、勧善懲悪のわかりやすさがいいですね。途中でトラブルが起きてハラハラするんだけど、それも予測して罠を仕掛けていたという展開がスカッとします。ストーリーの進行が意外と早く、この後どういう話になっていくのかも含めて楽しみです。
バカリズムさん脚本の「ブラッシュアップライフ」は、途中から見たとしても「人生を繰り返して徳を積む」という設定だけ知っていれば話がわかる見やすい作品。主演の安藤サクラさん、同級生の夏帆さん、木南晴夏さん3人のわちゃわちゃした会話が面白くて、芸人さんの脚本の妙を感じます。
フジテレビの生放送バラエティーといえば、やはり何といっても「笑っていいとも」ですが、新しくスタートした「ぽかぽか」もその空気感があるなと感じます。ゲストとして登場した爆笑問題の太田さんも「いいともを思い出す感じ」と言っていました。爆笑問題のほかにも、北川景子や山田裕貴、マツコ・デラックス、GACKTなど、そうそうたるゲストが登場していて、生放送ならではのワクワク感と緊張感があるなと感じます。また、ハライチがMCとなったことも、一ハライチファンとしては嬉しいです。岩井さんも昼の生放送ではありますが、良い意味で“毒っ気”を残したまま出演されているなと感じます。
放送は12月でしたが…「Aマッソのがんばれ奥様ッソ！」(2021年)でも話題を集めていたテレ東・大森Pの新作モキュメンタリーです。昭和のバラエティー番組を振り返るという体で始まり、全3回の中で出演者がどんどんおかしくなっていくホラー展開は、今回もTwitterで考察祭りを巻き起こしていました。演技っぽい部分はどうしてもありますが、バラエティという見せ方の中で沈黙の場面が生じると逆に薄気味悪さが増すのが興味深かったです。配信視聴を前提としているであろう番組の作り方に時代を感じつつ、次の仕掛けも楽しみにしています。
放送時間の移動などもあって久しぶりに「モヤさま」を見たのですが、さまぁ～ずの2人のゆるい雰囲気はそのまま、そして田中瞳アナのレスポンスが数年前よりさらに面白さもスピード感も上がっていて、成長を見守る気持ちになりました。田中アナは以前大江アナのようになりたいと話していたので、今後も期待しています。
櫻井翔さん主演の「大病院占拠」は、病院を占拠した武装集団の"鬼"に櫻井さん演じる捜査官が立ち向かう物語。スピード感のある展開で、見始めると1時間あっという間に見てしまいます。鬼の正体を明かしていないので、SNSでもそれを予想して盛り上がっています。これからの展開にも注目していきたいです。
深夜番組「ギルガメッシュないと」の製作現場を舞台にしたドラマです。私は番組をリアルタイムで見ていた世代ではありませんが、90年代の雰囲気や、いかにも業界人なプロデューサー役の大東俊介さんと、エキセントリックなディレクター役の藤原季節さんの演技、そして男性目線のエロだけでなく、「いいものを作ろう」というキャスト女性陣の熱量もしっかり描かれている。ものづくりへのエネルギーをもらえる作品です。
街ブラして、ゲストのお宅に遊びに行ってゲームをする、という定番の流れがコロナ禍でしばらくできなかったのですが、だんだん復活してきたようです。前回(1月22日放送分)はなにわ男子、日向坂46のメンバーと芸人チームが「桃太郎電鉄」で対決していました。ゲームはどの出演者も平等に目立つチャンスがあるし、わちゃわちゃする中で出演者の素の感じが見えるのがいいと思います。
気になる番組はありましたか？それではまた来月！