K-POP第2世代の代表格で、デビュー18年目を迎えた現在もグループ活動はもちろん、ソロでもそれぞれ大活躍中のSUPER JUNIOR。そんな彼らの軌跡をメンバーの本音インタビューや貴重な過去の映像で振り返るドキュメンタリー「SUPER JUNIOR : THE LAST MAN STANDING」がディズニープラス「スター」にて公開された。
「ーTHE LAST MAN STANDING」は、全2話で構成され、第1話では、練習生時代から始まる彼らの黎明期を、そして第2話では、世界的な大人気となり、兵役やメンバー脱退などを経ての現在までを振り返る。昔からのファンには懐かしくて涙してしまうような、一方、最近ファンになった方には初めて観る新鮮な映像やエピソードで綴られ、どちらのファンにも見ごたえのある作品となっている。
SUPER JUNIOR(以下、スジュ)は、2005年11月に12人組でデビューした。現在では10人超のグループは珍しくないが、当時はこんな大所帯のグループは他におらず、衝撃的だった。「10数人のグループでデビューするらしい」とウワサを聴いたメンバーたちは「ウソつけ。ありえない」と思ったそうだ。
作品の冒頭では、メンバーの練習生時代の映像が1人ずつ流れ、現在は脱退したキボムやハンギョン、カンインも省くことなく紹介されている。また、デビュー前のショーケースの映像もあり、18年前の若すぎる姿に驚いたり、思わず笑っちゃったりすると同時に、一生懸命さに胸が熱くなった。
そして、歌番組初出演の映像も胸アツ。遂に夢が叶う瞬間の興奮や嬉しさ、初めてTVで歌う緊張感などすべての感情が混ざった表情の12人。爆発しそうなほど心臓がドキドキしてるのが伝わってきて、観ているこちらの心臓の鼓動も早くなる。
この初ステージにはTV局に1000人のファンが応援に駆けつけてメンバーやスタッフを驚かせたが、セールスには今一つ繋がらなかった。だが、“SUPER JUNIOR”を練習生をアジアへ売り出す登竜門的なプロジェクトと考え、メンバーも卒業と加入を繰り返して新陳代謝させていく予定だった事務所は、それほど気にせず「とりあえず3カ月続けてみよう」という姿勢だった。しかし、メンバーは活動を続けるうちに、「このメンバーでずっとやっていきたい」と、期間限定を残念に思うようになっていた。
そんなメンバーの願いが通じたのか、2曲目の「Miracle」が、タイのインターナショナルチャートで5週連続1位になるという、まさに「ミラクル」が起き、これをきっかけに、スジュは期間限定ではなく、このメンバーで活動を続ける事になった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)