BS-TBSで放送中の報道番組「報道1930」(毎週月~金曜夜7:30-8:54、BS-TBS)が、1月26日で放送1000回を迎える。このたび、メインキャスター・松原耕二らのコメントが到着した。
同番組は、2018年10月1日に放送を開始。以来、“スタジオが取材現場になる”をキャッチコピーに、人々の関心ごとをより分かりやすく深堀りすることでニュースの本質に迫る。
初回放送では、安倍晋三元内閣総理大臣と総裁選で激戦を繰り広げた石破茂衆議院議員がゲストに登場。第4次安倍改造内閣の組閣前夜ということもあり、総裁選を戦った当事者の声を伝えるということで多くの注目を集めた。記憶に新しいところでは2022年の年末に、岸田文雄内閣総理大臣がゲストとして番組に出演している。
その時々で起きているニュースの本質を、どうやって視聴者に伝えるか。そんな毎日の繰り返しが、放送1000回につながったのだと思っています。
スタッフみんなで濃密な議論をオンエア直前まで重ね、放送開始ギリギリにスタジオに飛び込んだことも少なくありません。決して手を抜かず、心を込めてメッセージを伝えれば視聴者に届くはずだ。そんな思いで、放送の一回一回を大切にしてきました。見ていただいた視聴者の方々、そして出演してくださったゲストの皆さんに心から感謝したいと思います。
多様な分野の専門家の方々、その長き研さんの蓄積が紡ぎだす言葉に、何度ハッとさせられ、深くうなずかされたことでしょう。これからもゲストの皆さんを大切に、独自の取材を試み、問題提起をし、さまざまな角度から今起きている問題に光を当てていきたいと思っています。
そして「報道1930」を見たあと周りの風景が少し違って見える、そんな番組に一歩でも近づけたら、作り手としてこんな幸せなことはありません。
放送1000回は一つの通過点にすぎません。報道がやらなければならないことは、まだまだたくさんあります。さらにグレードアップした新たな1930を感じていただけるよう、スタッフ一同、懸命に時代と格闘していきます。どうぞ今後とも番組を見ていただければ幸いです。