菅田将暉の弟・菅生新樹、初主演ながらスタッフへも気配り「感謝を伝えたいと思っていた」<凋落ゲーム>

2023/02/05 07:00 配信

ドラマ インタビュー

「スタッフさん一人一人に感謝の言葉やあいさつを」


さらに、主演として「この作品に一番熱を持って、一番自分が考えて、良い作品にしよう」と思っていたという菅生は、「スタッフさんへの感謝の言葉やあいさつを忘れずに、一人一人にするというのを心掛けていました」と明かす。しかし、「スタッフさんのお名前を全員覚えているつもりではいたのですが、アシスタントの方が頻繁に変わるので、把握できていなかった方が何名かいたのが難しいといいますか…。自分もまだまだ余裕がなくて、自分のことでいっぱいいっぱいになっていたなと思いました」と悔しさをにじませた。

そんな中でも、撮影終了後に「『一緒にできてよかったよ』と言ってもらえることがあり、うれしかったです。(作品作りは)自分一人ではできないので、その感謝を伝えたいと思っていたので、それが伝わっていたのかなと思いました」と語った。

その他にうれしかったこととして、自分の演技に監督が「そう捉えたんだ、面白いね!」と言ってくれたことを挙げ、「監督が想像していなかったことを僕がやったのにも関わらず、それを監督に受け入れてもらった瞬間がすごく印象に残っています」と話した。

最後に、「『凋落ゲーム』は誰にでも起こりうることがテーマで、SNSが主な題材なので、身近に感じることができる作品になっています。そして、スピード感や緊迫感のある作品なので、早く次が見たくなると思います。ぜひ“沼”にはまって、見入っていただけたらなと思います」とアピールした。

「凋落ゲーム」あらすじ

ファッションサブスクリプションサービス「shareDresser」代表を務める主人公・守口奏多(菅生)は、SNSで有名起業家に自身の会社を紹介してもらったおかげで、一躍多くのフォロワー数を誇るインフルエンサーとなり、順風満帆の充実した日々を送っていた。その成功体験から「事業で何よりも大切なのはフォロワー数」と考え、SNSを駆使したセルフプロモーションに余念がない。高級腕時計を身につけ、有名起業家たちと一流レストランで会食を繰り返し、華やかな毎日を送る守口は、成功者の象徴的存在として羨望を集めていた。

しかし、ある日突然届いた一通のダイレクトメッセージが守口の人生を一変させる。正体不明の差出人から届いたのは、守口が他人には絶対に知られたくない事実を捉えた動画だった。「暴露されたくなければ自分の指示に従え」と脅迫され、守口は不可解としか言いようのない“お題”に従っていくことに。他人に知られたくない、築き上げたパブリックイメージと名誉を守りたいという思いが守口を追い詰める。そして、訳も分からぬまま必死でお題をこなし、周囲の人々を巻き込みながら日常を狂わせていく。

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