「星降る夜に」「A 2 Z」から「ドラ恋」まで…大人がときめく今冬の恋愛ドラマ＆バラエティ

この冬も恋愛番組が活況だ。その中から今回は、広瀬すず主演の本格ラブストーリー「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系)、吉高由里子と北村匠海の鮮烈なキスシーンで幕を開けた「星降る夜に」(テレビ朝日系)、井上真央主演のファンタジー「100万回言えばよかった」(TBS系)、山田詠美の人気小説を深田恭子主演でドラマ化した「A 2 Z」(Amazon Prime Video)、毎話キスシーン＆全編ニューヨークロケを敢行した“ドラマよりドラマチックな”恋愛番組「恋愛ドラマな恋がしたい in New York」(ABEMA)の5作品に注目する。

広瀬すず＆永瀬廉の関係性がいい「夕暮れに、手をつなぐ」

まずは、広瀬すずが主演、King & Princeの永瀬廉が出演する火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)。九州の片田舎で育った浅葱空豆(広瀬)が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬)と運命的で衝撃的な出会いを果たすことから始まる「夢」と「恋愛」の物語だ。

取り違えてしまったワイヤレスイヤホンで偶然同じ曲を聴いていた――2人がそんなドラマチックな出会いを果たした第1話は、無料見逃し配信の再生回数が1週間で260万回を超える反響ぶり。この数字は、TBS火曜ドラマ枠の歴代1位だという。音と空豆のシーンに視聴者からも「2人の空気感がすごくよくてキュンとした」の声が上がるなど、早くも若者から大人まで幅広い世代の心をとらえている。

キスシーンから始まるストーリー「星降る夜に」

「星降る夜に」は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村)が運命の恋を育んでいく物語。第1話では、満天の星空の下でソロキャンプを楽しんでいた鈴に、趣味のカメラに没頭していた一星が一目惚れ。いきなりキスを交わすシーンからスタートした。