アミューズ若手アーティストによるオリジナルミュージカルプロジェクト「オーバーリング・ギフト」が、東京・DDD青山クロスシアターで上演中。劇団プレステージ・風間由次郎が初めて作・演出を手掛けた作品として、話題を集めている。初日公演を前にゲネプロ・囲み取材が行われ、風間、WEAVER・杉本雄治、猪塚健太が取材に応じた。
初日公演前の心境を聞かれた風間は、「いざ作品を作ろうとなると、一人では何もできないなということを経験しました。本当にたくさんの人に支えていただいて、初日を迎えられたことがうれしいです。僕も新たな一歩を踏み出せたので、新たな一歩を踏み出す人に勇気を与えられたらなと思います」とコメント。
また、劇中で使われている全曲の作曲を担当した杉本は、「由次郎さんの作品に懸ける思いが、作品の打ち合わせをした時から伝わってきました。ストーリーからインスピレーションをたくさんもらって、満足できる作品が出来上がったと思います。みんなで作り上げた作品が、見に来てくださるお客さんの心に残る作品になればと思います」と手応えを感じていた。
今回、主人公・アスターを演じるのは、風間と同じ劇団プレステージに所属する猪塚。「由次郎とは付き合いも長いので、由次郎のいい部分も悪い部分も知り尽くしているかなと。今回、オリジナルのミュージカルを作ることが決まった時、信頼できる部分もあるけど、由次郎の手の届かない部分を仲間として“女房役”みたいに支えられたらと思っていました。でも、キャスト7人全員が同じ気持ちで作ってきましたし、スタッフさんも積極的にアイデアなどを出してくださって、すばらしい人たちに囲まれたなと感じました」と明かした。
見どころについて、「アスターという少年が挫折や苦難を経験して、周りの人たちがそれを乗り越えさせてくれる物語。それを解決してくれるのはみんなの歌で、そこがミュージカルのいい部分だなと思っています。歌で見に来てくださった人を勇気づけて、パワーを与えられたらなと思います」と力強く語った。
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