世古口凌、『探偵ロマンス』でオペラ館の踊り子“お百”を好演 独特の雰囲気は「“一歩引く”ことを意識」

2023/02/04 22:50 配信

ドラマ インタビュー

独特の空気感の秘けつは「一歩引く」こと

世古口凌(C)NHK


ーーお百は蠱惑的な魅力あふれる人物ですが、あの独特の雰囲気はどのように作り出していたのでしょうか?

「一歩引く」ことを意識していました。人と対面するときに、一歩引いて相手のことを少し探るようにして話すようにしていたので、そこがちょっと蠱惑的に見えていたらうれしいです。

ーーお百を演じるに当たって心掛けたことを教えてください。

お百は前提として「美しい踊り子」であり、見た目が美しくないと話にならないので、体型維持には常に気をつけていました。僕はラーメンやハンバーガーが好きなのですが、撮影期間はやっぱり脂っこいものはなるべく抑えて、野菜中心の食事にしたり、ソフトドリンクを飲み過ぎないようにしたり、ランニングやトレーニングをしたりと、スタイルを保てるよう意識していました。

演技面では、女性っぽく見られた方がバランス的にしっくりくると思ったので、女性の話し方や仕草などを研究して、取り入れていきました。特に座り方や、歩き方が難しかったです。そもそもの体つきや骨格が違いますし、男性特有の歩き方と女性の美しい歩き方も異なるので。ヒールも初めて履いたのですが、女性って大変なんだなと思いました。ずっと履いていると痛いですよね。

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