BE:FIRST、初のアリーナ会場で新曲「Boom Boom Back」世界初披露 圧巻の追加公演ライブレポート

2023/02/02 14:55 配信

音楽 動画

初の全国ツアー「BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023」を行ったBE:FIRST※提供画像

BE:FIRST初の全国ツアー「BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023」。全国19都市27公演の会場を周り、1月26日・27日に開催された自身初のアリーナ会場である国立代々木競技場・第一体育館での追加公演2デイズ、その初日の模様をレポートする。

初のアリーナワンマンに、12000人のオーディエンスが大歓声


開演時刻になり、巨大なビジョンにオープニング映像が流れる。SHUNTOSOTARYOKIRYUHEILEOJUNONMANATOの順にBE:FIRSTの7人が登場。重要な情報が入ったUSBメモリーを盗むというミッションを完遂するドラマ仕立ての内容だ。ビジョンに「Here Comes」という文字が映り、12,000人のオーディエンスが一斉に立ち上がる。

1曲目は1stアルバム「BE:1」のオープニングナンバーであり、メンバー自身による歌詞で「BE:FIRSTとは?」を突き詰めた「BF is...」だ。初のアリーナワンマンだが、少しの萎縮も感じさせない7人。約4カ月間全国を回り、紅白歌合戦やレコード大賞をはじめとする様々なイベントにも出演し、逞しく成長したことが節々から感じられるパフォーマンスが展開される。

SHUNTOのアジテートから、ロックチューン「Brave Generation」へ。MANATOが「裸足のまま若さを重ねて」と歌うタイミングで、7人はゆっくりと花道に歩き出す。アリーナワンマン仕様のメインステージから伸びた花道の先にあるセンターステージに移動した7人は、至近距離から思い思いにオーディエンスにジェスチャーを送る。SHUNTOが「BE:FIRST、1stワンマンツアー。始めるぜ」と言って凄味を効かせると、大きな拍手が上がった。

7人それぞれの歌、ラップ、ダンスが美しくもワイルドにも進化


7人それぞれの美しく伸びやかな歌の魅力が大いに発揮された「Moment」に続いては、7人全員のワイルドなラップ曲「Milli-Billi」。この振れ幅は数多くあるBE:FIRSTの強みのひとつだ。地鳴りのような低音が響き「Betrayal Game」へ。一気に色気が匂い立ち、オーディエンスが固唾を呑むようにして見守る中、7人それぞれが歌、ラップ、ダンスーー次々と伝家の宝刀を抜いて行くかのような「Betrayal Game」の破壊力はやはりすごい。しかも観る度に、しなやかに艶やかに進化している。

ステージにSOTASHUNTORYOKIの3人が残り、ダンスブレイクを披露。花道から伸びるセンターステージにはMANATORYUHEIJUNONLEOの姿が。マイクスタンドを使い、4人のユニット曲「Softly」へ。チルでメロウなグルーヴと一体化した4人の歌声にオーディエンスが酔いしれる。

ビジョンに人気動画コンテンツ「You’re My “BESTY”」が流れる。2チームに分かれてレーシングゲームを楽しむ7人。車がスピンし、SOTASHUNTORYOKIによるユニット曲「Spin!」のイントロに繋がるというニクい流れ。サングラスをかけたSOTASHUNTORYOKIが迫力あるラップを叩きつける。7人が再び揃ったところで、「Move On」になだれ込んだ。