【漫画】ニヤニヤが止まらない…女の子2人の尊い関係性を描いた漫画に「からかってる感じがめっちゃ好き」の声

2023/02/19 10:00 配信

芸能一般 インタビュー

ニヤニヤが止まらない…姫海月スグルさんの『友達の言葉を意識しちゃう女の子の話』が話題画像提供:姫海月スグルさん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、女の子同士のやりとりを描く『友達の言葉を意識しちゃう女の子の話』をピックアップ。

作者である姫海月スグルさんが1月17日に本作をTwitterに投稿したところ、7,500件を超える「いいね」が寄せられ反響を呼んだ。この記事では、姫海月スグルさんにインタビューを行い、創作の背景やこだわりについて語ってもらった。

席が隣同士の2人はただの仲良しか"好き"同士か?微妙な関係性が話題に

『友達の言葉を意識しちゃう女の子の話』より画像提供:姫海月スグルさん


吾妻(あづま)と仁志(にし)の女子2人はいつも仲良しだが、吾妻には1つ引っかかることがある。それは仁志が四六時中「かわいい」と言ってくることだ。「女は年間平均2万回かわいいと言うからな」と納得していたが、仁志の発言は徐々にエスカレートしてくる。

「愛してる」や「一緒の墓に入ろう」など、仲の良い友だち同士の会話としては違和感を覚えることもしばしば。さらに、毎回耳打ちで伝えてくることも気になっていた。困惑していると、「照れてるのか?」と追い打ちされた吾妻は意を決して「仁志だってかわいいぞ」とお返しする…。

女の子同士のならではの距離感に関係性を描いた本作。Twitter上では仁志のツンデレな性格も話題を呼び、「ニヤニヤが止まらない」「続きを…!」「仁志ちゃんのからかってる感じがめっちゃ好きっ」「最高です…」「尊すぎてこれに匹敵する言葉が存在しない」などのコメントが集まっている。

読者の「続きが読みたい」をカタチに 作者・姫海月スグルさんが語る創作の背景とこだわり

『友達の言葉を意識しちゃう女の子の話』より画像提供:姫海月スグルさん


――『友達の言葉を意識しちゃう女の子の話』を創作したきっかけや理由があれば教えてください。

先日(2022年12月30、31日開催)のコミックマーケット101でコピー本を委託させて頂く機会があったので、その為に前作の『友達の距離感が気になり始めた女の子の話』という8ページの漫画を製作しました。Twitterで公開すると告知した上での頒布だったので、コミックマーケット終了後に公開したところ、続きが読みたいとのお声を頂いたので、何か続きを考えようと思って創作したのがこちらの『友達の言葉を意識しちゃう女の子の話』です。

――本作では、挨拶のようにかわいいと言う仁志と、鈍感な吾妻の対照的なキャラクターが印象的です。それぞれのキャラクターや設定はどのように生み出されたのでしょうか。

前述の通りコミックマーケットでの頒布を目的にキャラクターを考えていた時に、対になるキャラクターとして東館・西館から名前を取って『吾妻(あずま・東)』『仁志(にし・西)』にしました。製本の時間などを考えるととにかく時間がなかったので、話の展開やキャラクターの性格などは描きながら考えていきました。

――本作を描く上で「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。

こだわりと言えるかどうかはわかりませんが、言葉選びはいつもすごく悩みます。

――本作では、今後2人の関係性はどうなるか気になるような終わり方をしていますが、今後の構想などあればお聞かせください

なるべく自由に描きたいと思っているので、2人の関係性や設定などは1話ごとに変わってもいいのではないかと思ったりもしています。どのくらい続くかは決めていませんが、どなたかに読みたいと言って頂けるのであればなるべく描きたいなという気持ちです。

――姫海月スグルさんは本作以外にも“百合”をテーマにした作品を描いていますが、創作するにあたってどのようなところからテーマの着想を得ているのでしょうか。

日常で自分が面白いと思うことや、友人との会話などから思いつくことが多いです。

――最後に作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

私は漫画を描くのが大好きなので、読んで頂けるのが本当に嬉しいです。これからも精進して参りますので、よろしくお願いします。