また、タイトルの「絶対に病まない理由」についての簡潔な説明として、「僕的に言うと、『絶対に人のせいにする』。自分のせいじゃない、人のせいだって。中途半端に人のせいにすると返ってくるので、パーフェクトに人のせいにすることが大事。今後『人のせいにする』という言葉はポジティブイメージになると思いますし、これを読んでもらったら分かると思います」と持論を交えつつ、紹介。
そして、ズバリ目標部数を「96万部でクロちゃんです。クロちゃんだしんよ~?」とノリノリで答えた後、届かなかった場合は「出版社のせい」と先ほどの持論に基づいて見解を述べた。
話題の彼女・リチは読んだのか、という質問には「刷り上がって最初に彼女にあげようと思ったんですけど、『要らない』って言われて…。何で好意を無にするんだろうと思ってイラッとしたんですよ。その後仕事行って、ふと(リチの)インスタのストーリーを見たら彼女が自分で本を買いに行って『やっと見つけた!クロちゃんのゲット』って上げていたから、自分で買って貢献したかったんだなって。それを見た時に好きになりましたね。あんなに腹立ったのが、逆に相乗効果でめちゃくちゃ好きになりました」と、結果的におのろけ。
そんな彼女との結婚について話題が及ぶと「もちろんするつもりです。そのつもりで付き合いました」と即答。
ただ、タイミングについては自分なりの考えがあるようで「燃え上がっているときに結婚するのはズルいと思っていて、南海キャンディーズの山ちゃん(山里亮太)とか、極楽(とんぼ)の山本(圭壱)さんもそうですけど、あの2人は付き合って燃え上がっている時にどさくさに紛れて結婚しているじゃないですか。僕はそうじゃなくて、きちんと付き合って、1年も2年も付き合っても愛は変わらないよ、永遠に育めるよというのをアピールしてから結婚しようと思っています」と、どさくさに紛れて既婚芸人をいじりつつ、自身の愛は冷めないことを伝えた。
そして重版も決まった本書の印税の使い道を聞かれると「リチに…って言わないといけないのかな…」と苦い顔でボソボソ前置きした上で、「分かりました!印税はリチに“ちょっと”使います。大部分は自分のために使います!今までだったら100%自分のためだったから、新たな一歩ですよ」と宣言。
一応、使い道についての考えもあるようで「コロナ禍でキャバクラとか夜の店も我慢しているので、きちんとそういう所でしっかり使って日本の経済を回したいと思っているので。違う女の子に会いたいというわけじゃなくて!日本の経済のためにキャバクラでシャンパン入れます」と、あくまで日本経済を考えてのことであることを主張していた。
同書では、「こんなにたたかれているのに、なぜメンタルを保てるのか?」というクロちゃん流の“鋼のメンタル管理術”がつづられており、バッシングをまともに食らわないためのメンタル防衛術を紹介している。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ