「TGC AUDITION 2023」の公開ドラフト会議が2月5日に都内で開催され、東京都出身・中学2年生の入江日奈子さん(14歳)がグランプリに選ばれた。優先交渉権は株式会社プラチナムプロダクションが獲得した。
同イベントは「東京ガールズコレクション」がプロデュースする日本最大級のガールズオーディションプロジェクト。モデルやタレント、俳優、アーティストを目指す9歳以上の女性(2022年9月3日時点で小学4年生以上の人)で、芸能プロダクションに所属していない人を対象。約6500人の中から審査を経て選ばれた32人が、この日の最終審査に臨んだ。
最終審査では、株式会社アービング、株式会社エイジアプロモーション、株式会社オスカープロモーション、株式会社Showtitle、株式会社フォスター、株式会社プラチナムプロダクションの6社による所属契約をかけた公開ドラフト会議が行われ、第1指名に選ばれた6人の中からグランプリを決定。各社を代表し、審査員としてタレントの橋本マナミ、ゆきぽよ、鶴嶋乃愛、吉田朱里、三島あよな、安斉星来が出席した。プレゼンターは武井壮、MCはティモンディの高岸宏行、前田裕太が務めた。
グランプリに選ばれた入江さんは「まさか選ばれるとは思っていなかったので、こんなに大きな賞をもらえて本当にうれしいです。これからは自分らしく、いろいろなことに前向きに挑戦してきたいと思います。選んでくださってありがとうございました」と喜びのコメント。
オーディションに向けて一番努力したことについては「食事制限と、きれいなラインを作るために運動やストレッチを夜に毎日やったことです」と明かす。
グランプリ獲得を伝えたい人を聞かれると「応援してくれた人みんなに伝えたいですが、やっぱり一番近くで応援してくれた家族に伝えたいです」と答えた。
今後の目標については「みんなに憧れてもらえるようなモデルや女優になりたいので、どちらもできるように頑張ります!」と意気込んだ。
また、武井が「百獣の王」の異名を持っていることにちなみ、入江さんに異名を付けることに。武井は「透明感が抜群なんですよ。『清涼飲料水CM女王』になってほしい感じありますよね。透明感ある女優さんって清涼飲料水のCMをやってからどかーんってなる感じがあるので!」と名付けていた。
ほか、準グランプリはアービングより1位指名を受けた岩村心愛さん(13歳)が受賞。エイジアプロモーションは奥野美紗さん(17歳)、オスカープロモーションはエリンさん(16歳)、Showtitleは佐野咲弥さん(17歳)、フォスターは結菜さん(17歳)を1位指名し、SBC湘南美容クリニック賞にははんなさん(16歳)が選ばれた。
◆取材・文=大野代樹