【漫画】「俺らの読者は『今を生きる』人間だ」天才漫画家の熱量と発想力を遺憾なく発揮させるための計算とは?/漫身創痍(5)

漫画家として芽が出ず、アシスタントのバイトでくすぶった日々を過ごす西風時生は、ある日“消えた天才漫画家”星衛明日馬と出会う。星衛もまた、漫画業界から干され、表舞台に立てずにいた。凡人と天才、スタンスも信念もまるで真逆なふたりは、コンビを組み漫画賞を目指すことになるが、その道のりは衝突の連続で…。

2月8日にコミックス第2巻が発売された、負け犬どもの漫画家漫画「漫身創痍」(著・野良おばけ)から厳選して全12回連載でお届け。今回は第5回となる。

前回、星衛に自分の漫画を最悪だと言われたが、彼の描いたネームを読んで心に火がついた西風。星衛が作ったネームをもとに、読者向けに再構成したという西風の意図とは…?