木村達成、J-POPとミュージカル曲満載の10周年記念コンサートで加藤和樹&柿澤勇人と競演

2023/02/11 17:04 配信

音楽 2.5次元

「助けてくれとお願いした」ミュージカルで共演した加藤和樹


今回のコンサートには、木村のデビュー10周年を祝福するために、2人の先輩俳優がスペシャルゲストとして出演した。

1日目には、ミュージカル「ファントム」や「ジャック・ザ・リッパー」で共演した加藤和樹が登場。「(コンサートは)ひとりじゃ絶対にできないなと思って。だから信頼する先輩の加藤和樹さんに、助けてくれ、とお願いしました」と自身の熱烈なオファーだったことを明かした木村。さらに「やはり何でも話せる仲なんで。さっきも舞台袖で『大丈夫かな』という話はしたんですが、それでも『大丈夫』と言ってくれる方なので、これはかーくん(加藤の愛称)にお願いして良かったなと思いましたよ」としみじみ付け加えた。

加藤が歌うのは、木村のリクエストという欧陽菲菲のヒット曲「ラヴ・イズ・オーヴァー」。「僕は本当にこの曲が好きで。女性ボーカルの歌ですけども、かーくんの声で聞きたいと思ってこの曲を選びました」と木村の期待に応えるように、加藤がしっとり色気のある歌声を披露。その後もソロで「Waving Through a Window」(ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」)、そして2人が共演したミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」から「こんな夜が俺は好き」をデュエットで歌い上げた。

木村が「かーくん」と慕う加藤和樹※提供画像

「達成のためなら何でもします」柿澤勇人登場


2日目には柿澤勇人が登場。ステージにやってきた柿澤は「達成ー!」という雄たけびとともに、10周年を祝福。「ダメ元でオファーを出したんで、絶対に出てくれないだろうなと思っていた。今ここにいてくれるのが不思議でしょうがない」と語る木村に、柿澤は「いやいや、お金のためなら何でもやりますよ。正月においっ子にお年玉をあげなきゃいけないから」と冗談めかしつつも、「達成のためなら何でもしますよ」と付け加えた。

柿澤が歌う「宇宙刑事ギャバン」は、「木村達成10周年にはこの曲がふさわしい」という柿澤自身の熱い思いで選曲したものだという。その言葉通り、疾走感あふれるメロディーと、心を奮い立たせるような歌詞、そしてパワフルな歌声で会場を圧倒。木村も思わずペンライト片手にステージ上に登場し、柿澤と一緒に肩を組んで大興奮。曲が終わった後も興奮冷めやらぬ木村は、「めちゃめちゃいいじゃん!俺も覚えよう!」と喜びをあらわにした。

柿澤は、その後もソロで「デスノート」(「デスノート THE MUSICAL」)、そして木村、MCの川久保と一緒に「世界の王」(ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」)を披露。会場を大いに盛り上げた。

パワフルな歌声で会場を圧倒する柿澤勇人※提供画像