コンサートも後半に突入。J-POPで盛り上げた前半に対して、フォーマルな衣装にチェンジした木村は、ミュージカルナンバーを中心に披露。「映画みたいに」(ミュージカル「四月は君の嘘」)、「最後のダンス」(ミュージカル「エリザベート」)、「明日への階段」(ミュージカル「ルドルフ ~ザ・ラスト・キス~」)など過去に出演したミュージカル作品のナンバーに加え、ディズニーアニメーション「ヘラクレス」の主題歌「Go the Distance」など、アップテンポの曲から壮大なバラードまで、心地よいバンドサウンドに身を委ねるように歌い上げていった。
そしていよいよクライマックスを迎えると、「最後まで盛り上がっていきましょう!」と客席に呼びかけた木村は、アンコール曲として1日目には尾崎紀世彦の「また逢う日まで」、2日目には尾崎豊の「15の夜」を披露。「15の夜」では、「何の色にでもなれる」という意味合いを込めて会場のペンライトは白い光に統一。歌詞に表現された焦燥感や孤独を吹き飛ばすかのような力強い歌声で歌い上げた。
最後に木村は「まさか自分がコンサートやるなんて…でも10周年を祝ってくれる方たちに背中を押されて歌いました。何か届いたらいいかなと思っております。あらためてどうもありがとうございました!」と観客に呼びかけ、ステージを締めくくった。
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