小出恵介が、2月11日に都内で開催された主演映画「銀平町シネマブルース」の公開記念舞台あいさつに登場し、共演の宇野祥平、日高七海、平井亜門、メガホンをとった城定秀夫監督と共にトークを展開。小出は2月8日に結婚を発表して以来初めての公の場ということで、11日が誕生日の宇野と共に花束を贈られ、一同から祝福を受けた。
2021年夏頃に本作へのオファーがあったという小出。当時のことを「活動を再開させていただいてちょうど1年ぐらいたちまして、ドラマは撮っていたんですけど、映画はまだ出させていただいていなくて。映画というものに非常にお世話になってきて、(映画に)復帰したいなと思っていた矢先だったので非常にうれしい機会になりました。この作品と役柄にのせて、自分自身も再生・再起していけたらなという気持ちも込めて臨ませていただきました」と回顧。
また、同作には2022年5月に亡くなった俳優の渡辺裕之さんも出演しており、共演した感想について小出は「渡辺さんはたまたま衣装合わせの日が同じだったんです。(劇中に)社交ダンスで踊るくだりがあるんですけど、その練習をするということで。真摯(しんし)に真面目に、衣装合わせであんなに(役に)入っているというか、取り組んでいる姿を見ることは(他の現場では)あまりないので、印象的でした。現場でも空き時間があるごとにずっと練習されていて。とにかく姿・形含めて素晴らしいスターの面影が目に焼き付いております」と、俳優としての渡辺さんの真摯な姿勢に感銘を受けたことを明かした。
なお、舞台あいさつ当日の2月11日は宇野の45歳の誕生日であり、先日小出も結婚を発表したということで、スタッフから2人に花束が贈られ、2人は笑顔で「ありがとうございます」と受け取った。
まず誕生日を迎えた宇野は「たぶん僕の誕生日はみんなどうでもいいと思う」と自虐気味に笑いつつ、「喜んでいいのか分からない年齢になってきまして。でも本当にうれしいです。ありがとうございます…誕生日でごめんなさい(笑)」と、恐縮しきりにあいさつ。
続いて、小出は「私生活の話になるんですけど、新たなチャプターを歩み始めたということで、これからはより一層この仕事を通して、いろんな人のために甲斐性のある人間になれるように精進していきたいと思っております。よろしくお願いします」と決意を新たに、意気込みを語った。