日向坂46の四期生が2月12日、千葉・幕張イベントホールで「おもてなし会」2日目を開催。2022年11月のライブでお披露目された四期生12人にとっては初の単独イベントで、前日と合わせ2日間で1.5万人を動員した。また、坂道グループはマスク着用を条件に声援・歓声の制限を解除することを発表したばかりだが、本イベントが初めての“声出し解禁”ライブとなった。
「おもてなし会」は、日向坂46の一期生や二期生が行ってきた同グループ伝統のイベントで、さまざまなパフォーマンスやミニライブで観客をおもてなしするという趣向。開演直前の影アナで、メンバーが「盛り上がっていくぞ―!」と煽ると、さっそくファンが大歓声で応える。そして、オープニングで四期生が一人一人登場し、自己PRを行った。
トップバッターの石塚瑶季は「たまき、ボンバイエ!」「1、2、3、ダー!」と元気よくコールし、特技の前方転回を披露。
続く岸帆夏は、ダンゴムシの物まねで体の柔らかさをアピールすると宣言し、ブリッジからの前方・後方回転をした。
小西夏菜実は、等身大パネルを自作したことがあるほど好きだという先輩の加藤史帆の物まねで、「おひさま(日向坂46ファンの呼称)にハマりたい」と訴える。
清水理央は「笑顔だけは誰にも負けません」と笑顔全開でアピールし、日向坂46の前進グループ・けやき坂46時代の名曲「永遠の白線」をアカペラで歌った。
元吹奏楽部で少しだけ絶対音感があるという正源司陽子は、観客のリクエストに答えて「ドレミソラシド」をフルートで華麗に演奏。
竹内希来里は、「きらりんフォント」とファンが呼んでいる独特の字で自己紹介のフリップを作成。最後は出身地の広島弁で「四期生みんなでおもてなしするけぇ、えっと楽しんでいかんといけんょ」と語った。
平尾帆夏は、必殺技と称している「ひら砲」で観客を打ち抜いた後、あえて苦手なバッティングに挑戦。3球目にしてボールを捉えることに成功したが、続いてサインボールを客席に投げるつもりが床にたたきつけてしまう。
福井県の海の近くで育った平岡海月は、「海を愛し、海に愛された女の子」と自己紹介し、少しだけ勉強していたという中国語で「一緒に海で泳がん?」とファンを誘った。
藤嶌果歩は、特技の書道をその場で披露、自分のことを漢字一文字で「羊」と表現した。
宮地すみれは、中学生のころからやっていたバトントワリングをしながら自己紹介。最後は空中に投げたバトンを回転してキャッチする大技を決めた。
山下葉留花は、祖父に教えてもらった三線で「NO WAR in the future」を完璧に演奏。
最年少の渡辺莉奈は、自身の名前であいうえを作文を披露、最後の「な」で「仲良く12人で精いっぱい頑張ります」と、この自己PRのコーナーを締めた。
そして、ステージ上に全員が並んでMC。メンバーを代表して清水が「今日までの期間、メンバーのみんなで、どうやったらおひさまの皆さんに楽しんでもらえるかなって考えて、たくさん練習してきました。ぜひ、たくさん楽しんでいってもらえればうれしいです。よろしくお願いします」とあいさつした。