放送中の日曜劇場「Get Ready!」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)で天才ハッカー・白瀬役で出演中の日向亘。「Get Ready!」やこれまでに出演した作品を通して感じた「家族観」と、日向自身のちょっと変わった子供時代と家族のルールを明かす。
――昨日(2月12日)はドラマ「Get Ready!」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第6話が放送されました。第6話では當真あみさん演じる水面ちゃんと、鶴見辰吾さん演じるお父さんの親子のエピソードが描かれました。
考えさせられる回でしたよね。僕も最初に台本を読んだときは「DVするなんて最低な父親だ! こんな人救わなくていい!」って思ったんですけど、親子には親子にしかわからない絆があって、愛の物語だなぁと思いました。現場では當真さんが、ものすごく集中していて。僕も映画「太陽は動かない」で虐待を受けている子供の役を演じたので難しさがわかるからこそ、當真さんのそんな姿には刺激を受けました。
――日向さんご自身はどのような子供でしたか?
超健全な子供でした。
――好きだったものは?
それこそ仮面ライダーが好きでした。だから実際に自分が「仮面ライダーリバイス」(2022年テレビ朝日系)で五十嵐大二 / 仮面ライダーライブ役を演じたときは、自分が子供の頃仮面ライダーに憧れたように、見ている子供たちの憧れになれるように、という気持ちで挑んでいました。
――ご家族とはどのような関係ですか?
僕、反抗期がなかったんです。学校でよくみんなが「親と口聞かない」って話していたので、僕もいつか反抗期が来るんだと思っていたんですけど……反抗期が来ないまま大人になりました(笑)。うちは両親がめっちゃ仲良くて。それが当たり前だと思って過ごしてきたんですけど、周りの話を聞いていると珍しいのかもしれないと思うようになってきて。それが僕の反抗期がなかった理由なのかもしれないですね。小さい頃から、両親がケンカしているところをほとんど見たことがないんです。僕たち子供が実家を出てからは、二人でいろいろな趣味を楽しんでいます。自転車でどこかに行ったり、登山したり温泉旅行に行ったり。家族みんな仲良くて、ここ数年は年末にみんなで旅行に行っています。
――“我が家のルール”のようなものはありますか?
恥ずかしいからもうそろそろやめたいとは思っているんですけど、毎年家族写真を撮ってます。小さい頃からお世話になっている写真屋さんでずっと。年賀状用に撮っていたのがきっかけで、今は僕の仕事柄年賀状には使っていないのでただの思い出用に。
――素敵ですね。
そうですかねぇ…。僕は「周りはみんなやってないのに何でうちだけ?」って思ってたんですよ。恥ずかしいからそろそろやめようって言ってたんですけど。……これが反抗期ですかね(笑)。でもせっかくだから今後も続けようかな。
――ご家族は日向さんの活躍を応援してくれていますか?
はい。「うれしい」って言ってくれています。毎週息子が出ているドラマを見たり、載っている雑誌を見たりするのが今の生きがいになっているらしくて。そういうのを聞くと、この仕事をしていてよかったなと思います。
――では最後に2月19日(日)放送のドラマ「Get Ready!」の第7話の見どころを教えてください。
第7話では僕の演じる白瀬の過去が明らかになります。白瀬が闇医者チームに入る前にどんな生活を送ってきたのか、周りとどのようなコミュニケーションを取っていたのか。ぜひ見てください!
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