6月17日に沖縄で開催された「第9回AKB48選抜総選挙」でSKE48須田亜香里が得票数63124票で6位に輝いた。発表直後のスピーチ全文は以下の通り。
「6位にいれていただきました、皆さんが一番好きになってくださったり、瞳の中のセンターにして頂いたから6位になりました須田亜香里です。ありがとうございます」
「はい、今だに須田亜香里とネット検索すると『なぜ人気』、と出てきます。そして、その次に『可愛くない』、と出てきます。えー、つまり世間の方が私に持ってくださっている疑問をまとめますと、『須田亜香里は可愛くないのになぜ人気』ということになります」
「えー、きっと今、テレビを見てくださっている方の中にも同じように感じている方もいるんじゃないでしょうか。でも私はその疑問がすごく嬉しいです。なぜなら、私なりの形ではありますが、それも須田亜香里がこの48グループに興味を持っていただけるという、きっかけというか入り口になれているということだからです」
「なので皆さんの中でその疑問が晴れるころには、コンプレックスや欠点も、力になるんだということを、希望に思ってもらえたらいいなって個人的には思っています」
「コンプレックスや欠点ってないほうがいいって私も思ってました。だけどこのグループに入ってこの1年で特に考え方が変わって、コンプレックスとか欠点って、出会うべき人と出会って、補うあうためにあるんだって気づくことができました」
「でこぼこしてるように見えるいい所も悪い所もある、それが私が今日、6位になれた理由だと思っています」
「でもさすがに今年出版した本の帯に、『ブスから神7!?』って書かれたときは、そんなことまで言わなくても、と思ったんですけど(笑)」
「ネガティブで、ネガティブに見えることもポディティブに笑顔で受け止められるようになったのはファンの皆さんがいたからです」
「ここまでルックスについてとかも言ってきたんですけど、私は指原莉乃さんが、今まで切り開いてきた、見た目だけが魅力じゃないっていうアイドルを、一番を目指せるっていうことをとても尊敬してます」
「(指原が)来年は出られないということで私も、そういった思い、みんなの希望になるということを引き継げるように、精一杯、1つ1つのこと、まだ足りないこともありますが、頂上目指していけたらいいな、と思っています」
「えー、あ、時間切れです(笑)。ありがとうございます」
「言いたいことは、ちょっと早足になりましたが、言わせて頂きました。本当に駄目な部分も愛してくれたファンの方がいたから、今日私は今の自分が一番好きという思いを持ってここに立つことができています。本当にありがとうございます」
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