コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、おばあちゃんとデートをしたりする擬似孫体験“ババ活”をする女子高生とおばあちゃんを描いた物語『ババ活の闇…!!の巻』をピックアップ。
作者のしまださんが1月26日に本作をTwitterへ投稿したところ、4万以上の「いいね」が寄せられ反響を呼んだ。この記事では、しまださんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて聞いた。
「2組の○○さん…パパ活で停学になったらしいよ」「まさかみんなやってないよね?」と不穏な雰囲気で始まる本作。主人公は「そ、そんなのするわけないじゃん!」と少し焦った様子を見せる。実は主人公は、まるで孫のようにおばあちゃんとデートしたりする“ババ活”をしていたのだ。
その日のデートは、「ビッグマック食べたい!」というおばあちゃんの希望でハンバーガーショップへ。おばあちゃんは、孫がいなくてハンバーガーショップに行くのはハードルが高く、また初めての場所だと会計でもたついて後ろの人に迷惑をかけてしまうという。一緒についてきてくれたことに「本当に助かったわあ!」と感謝する。そんな会話をしているうちに終了の時間がやってくる。
お礼にお金を渡そうとするおばあちゃんに、主人公は「ご飯食べただけだし、むしろおごってもらって…それだけで十分」というが、おばあちゃんの気が済まず…。
この作品に読者からは「確かにお年寄りがお小遣いくれるときのパワーは異常に強い」「ババ活っていうから心配したけどただただ平和な世界だった」「誰も傷つかない良い世界…」「老後満喫漫画でほっこり…かわいい…」「私もおばあちゃんになったらやりたい」という声や、「闇取引現場?」「7ページ目でほっこりが全部裏切られた」など、おばあちゃんの用意した金額に思わず笑みがこぼれた読者のコメントが多く寄せられた。
――『ババ活の闇…!!の巻』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
普段から色々なシチュエーションのおばあちゃんの漫画を描くのが好きだったのですが、女子高生との交流を持たせたいと思ったのがきっかけです。
――『ババ活の闇…!!の巻』を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントなどがあればお教えください。
ちょっと不穏な入り方ですが、おばあちゃんが女子高生(疑似孫)と楽しく食べる姿を見てくだされば幸いです。
――Twitterのユーザーネームにも「@おばあちゃんガチ勢」と入れるなど、とにかくおばあちゃんの作品を描いていらっしゃいますが、理由があればお教えください。
もともと、ツイッターに定期的に創作漫画をアップしたいなと考えていました。でも好きなものじゃないと続かないので、自分の好きなものって何だろうと考えた結果、「おばあちゃん」が昔から大好きだったので、描く事にしました。
――これまでたくさんのおばあちゃんを描かれていますが、特に気に入っているお話やセリフがあれば、お教えください。
全部楽しく描いているのでお気に入りです。是非お好みのおばあちゃんを探して頂ければと思います。
――今後の展望や目標をお教えください。
今後もツイッターでおもしろおばあちゃんをたくさん描きたいです。いつか実写化したらいいなあと思います。そうすれば私の理想のおばあちゃんが「実体化」する…!なんて思っています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
今後もおばあちゃん漫画を更新していきますので、よかったらお見かけの際には読んでやってくださいませ。
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