吉谷彩子と石井杏奈が主演を務めるParaviオリジナルドラマ「悪魔はそこに居る」が、2月9日に初回配信された。初回からまさかの急展開を迎え、石井演じる美園の裏の顔が垣間見える場面があった。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、小説投稿サイト「エブリスタ」で人気を博し、電子コミック配信サービス「めちゃコミック」でコミカライズもされた、累計100万DLを突破した話題作をドラマ化。幼いころから互いへの羨望と嫉妬を抱き続けてきた真逆のタイプの2人が繰り広げる愛憎のサスペンス。
主人公の今西詩(吉谷)と九条美園(石井)は、いとこ同士で子どもの頃から一緒に育ち、現在は都内のマンションで同居している。美園は、外見だけでなく中身も「かわいい」という言葉がぴったりで、ちょっとわがままだが甘え上手。一方、詩は居酒屋でアルバイトをしながら、フリーライターを目指す努力家だが、意地っ張りで素直に感情を表すことが苦手。性格は対照的だが、家族でもあり親友のような存在で、詩は「美園みたいになれたらどんなに楽しいだろう…」と何度も心の中で願っていた。
そんなある日、詩は美園の裏の顔を知る。美園は巧妙な嘘をついて周囲の心を操り、詩の家族、友人、恋人までをも奪っていた。絶望した詩は美園への復讐を誓うが、美園には幼少期から詩を恨む理由があった…。
第1話は、詩と恋人の新谷貴人(和田雅成)のけんかのシーンから始まる。2人は旅行の計画をしていたが、詩のライターとしての仕事のチャンスが舞い込み、旅行をキャンセルしてしまう。そんな詩に貴人は「いつまで続けるの?その仕事」「フリーライターっていってもさ、バイトしなきゃ食べていけないんだったら仕事って言えないよ」と言われ、「わかってるけど…まだ諦めたくない」と意固地になる詩。「こんな時、どうして私は泣いて謝ったりすることができないんだろう」と、かわいくなれない自分に落ち込む。
そんな詩を励ます美園。どんな状況でも味方でいてくれる美園に、詩も少しずつ元気を取り戻す。そして旅行キャンセルの埋め合わせに貴人の誕生日に会う約束をする。さらに「将来のことを真剣に考えよう」と言われた詩。美園はそれを聞いて「それって、プロポーズじゃない?」と心から喜び、服を貸したり、親身にアドバイスをしてくれる。
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