2月21日(火)昼4:00より独占生中継される、武藤敬司選手の引退試合「KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING“LAST”LOVE~HOLD OUT~」(以下、「武藤敬司引退試合」)にともない、プロレスリング・ノア公式YouTubeチャンネル、およびABEMAプロレスYouTubeチャンネルでは、本大会関連動画として、2月14日より「武藤敬司とは何だったのか ABEMAオリジナルインタビューシリーズ」が、全4作にわたり配信されている。
「武藤敬司とは何だったのか ABEMAオリジナルインタビューシリーズ」は、武藤選手を深く愛し、それぞれの想いで武藤選手を追いかけている著名人らが、武藤選手への想いを語りつくすインタビュー作品で、2月14日に公開された第1弾では、政界を代表するプロレス通であり、第95代内閣総理大臣の野田佳彦元総理が登場する。以降、脚本家で作家の内館牧子や、武藤選手の愛娘であり、シンガーソングライターの霧愛、武藤選手をよく知る“プロレスといえばあの人”まで、さまざまな角度から武藤選手の魅力や想い出を語ってもらう。
まず、武藤選手の最初の記憶について、「映画の主役やったでしょ、『光る女』(相米慎二監督 1987年公開)、あれが最初かな」と答えた野田元総理は、「ずいぶん甘いマスクのね。プロレスラーなのにこんな甘いマスクのかっこいい人がいるんだな、というのが最初の印象ですよ」と意外にも映画が最初であることを明かす。
また、武藤選手の魅力は「いくつか年代経てだと思うんですけど」と前置きをしつつも、最初の頃はムーンサルトプレスが魅力であったと語った野田元総理は、「ほれぼれするような感じでしたよね。相当な身体能力、運動神経があるなというのが、最初の頃の武藤さんを見る観点だったんですね」と武藤選手の持つ華麗な技に魅了されたと話す。
その後も、「ムーンサルトプレスの影響もあったと思うんですけど、ひざが痛くなったり、股関節が痛くなったり、下半身がキツくなっていくんだけれども、それでもやはりダイナミックな動きに魅せる力を持っているというのはすごいなと。本当にプロ中のプロのプロレスラーという感じで、どんどんとファンになっていったなというふうに思いますね」と武藤選手の魅力を力説した。
歌舞伎の千両役者で武藤選手を例えた野田元総理は、武藤選手の引退試合を「ぜひ見届けたいと思います、駆けつけたいと思います」と語り、「まちがいなく興奮させる試合になるだろうと思います」とアツい気持ちで言葉をつむいでいた。
加えて、野田元総理の思う武藤選手のベストバウトや、武藤選手の引退を聞いた時の心境、引退試合の相手となる内藤哲也選手、ひいては2022年に逝去したアントニオ猪木さんについてまで、野田元総理がプロレス愛を語りつくしている。
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