続いて、ドラマ化にあたってのこだわりとして、「集英社作品なので、主人公がとにかくかっこよく見えるようにしてほしいと(制作陣に)伝えてあります」といい、「例えばスーツも、大陽は投資会社の社長で、もともと財閥のお坊ちゃんでもあるので、ハイブランドを着ていたりします。あとは、漫画だと髪の毛をずっと上げているのですが、ドラマでは気合いを入れるときには結んでいて、普段は下げています」と明かした。さらに、「大陽のオフィスについて、原作の福田先生にどういうイメージか聞いたときに、『アイアンマン』の(主人公)トニー・スタークの研究所のような秘密基地感を目指しているとおっしゃっていたので、あのオフィスが出来上がりました」と、印象的な大陽のオフィスが完成したきっかけも話してくれた。
そんなこだわりが詰まった大陽を竜星が演じるのを実際に見て、「漫画原作のキャラクターを演じると、浮いてしまったり、“こんなこと日常で言う人いないだろ”というせりふもあると思うのですが、1話の『四十、五十は洟垂れ小僧』など、竜星さんが言うせりふは意外と聞けちゃうなと感じました。竜星さん自身がスタイルが良すぎるので浮世離れしているということもあるのですが、違和感なく聞かせられる表現力がすごいなと思っています」と絶賛した。
そして、キャスト陣だけではなく、「毎回、原作の福田先生と(原作でも監修を務める)上野(豪)さんが台本を丁寧に確認してくださるので、最大限に反映しています。原作者サイドとも密にさせていただいているので、みんな、チームでやれている作品だなと思っています」と、原作者サイドへの感謝も語った。
最後に、今後の見どころとして、「今後も各話で、人生につまずいた人がスタートアップをしていくのですが、5、6話くらいから三ツ星重工の濃度が上がってきて、とてもすごい展開になっていきます。フジテレビなので言ったら怒られるかもしれないですが、“『日曜劇場』じゃん!”という展開になると思います(笑)」とアピールした。
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