6月17日に開票結果が発表された「AKB48 49thシングル 選抜総選挙」。SKE48からは4人のメンバーが初ランクインを果たした。
初ランクイン4人の中で、最も順位が高かったのは46位に入った後藤楽々(ごとう・らら)。SKE48加入後すぐに、松井玲奈が参加した最後のシングル「前のめり」のメンバーに抜擢されたチームEの7期生だ。
だが、6月11日に更新されたSKE48のブログでは、家族に関するエピソードを語る中で「やっぱり今まで風当たりが強かったぶん 心配をたくさんさせてしまって」と抜擢されることの裏にある苦悩を明かし、今回の壇上でのスピーチでも「今まで恵まれた環境にいたのになかなか結果が出せなくて、つらい思いをたくさんしてきました」と胸中を吐露。
しかし、その後は得意とする英語も交えて「でも、自分を支えてくれた言葉があります。『There is always light behind the clouds』、曇りの向こうには必ず青空があるという言葉です。(中略)。これからはもっと皆さんと一緒に笑顔の花を咲かせていけるように、これからも頑張っていきたいと思います」と前向きなコメントを残した。
後藤に次ぐ順位での初ランクインとなったのは、58位を獲得したチームKIIのドラフト1期生・荒井優希(あらい・ゆき)だ。脚の長いモデル体型の荒井だが、“斜め上”の発想を持つ不思議なキャラクターの持ち主でもある。オリエンタルラジオがMCを務め、SKE48が隔週レギュラーとして、2,3人のメンバーが交代で出演する「らじらー! SUNDAY」(NHKラジオ第1)でも、荒井が番組に送ったメールを紹介するミニコーナーも誕生するなど、そのキャラクターの魅力は広く認められている。
72位で初ランクインを飾ったのはチームKIIの7期生・小畑優奈(おばた・ゆな)。2016年にリリースされた「チキンLINE」に収録されていたチームKIIの楽曲「キスポジション」でセンターを経験し、MVが公開されると「かわいい!」と話題になった小畑。ことし高校に進学して、雑誌のグラビアに登場するようになると、再び注目は高まり始め、SKE48の21枚目のシングル「意外にマンゴー」(7月19日発売)では、センターを務めることが発表されている。
そして、78位を獲得し、SKE48で最初に名前を呼ばれた高畑結希(たかはた・ゆうき※高はハシゴダカ)も初ランクイン組。7期生としてSKE48に加入し、チームEとして活動する高畑は、SKE48加入以前は四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズの公式イメージガール「ハニーオリーブ」として活動していたこともあり、さらにOLとして働いていた経験もあるという経歴の持ち主。
壇上のスピーチでは、「私は元会社員なんですけど、会社員から、アイドルになってまたファンの皆さんがこういう、夢のようなこんなステージに立たせていただいて、本当に、本当に感謝しています」と喜びを語った。
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