6月19日(月)、26日(月)に放送される相葉雅紀主演の“月9”ドラマ「貴族探偵」(フジテレビ系)の第10話、最終話に高橋ひとみが出演することが決定した。
高橋が演じるのは日本を代表する門閥・具同家の使用人・平田早苗。具同家とは、日露戦争で勲功を上げた具同基親が造船所を設営したことにより興り、その後は軍部との関わりを深め、武器商人として財をなした名門の家族で、早苗はそんな具同家に長年仕えている召使いだ。
今年でデビュー28周年を迎え、数々の名作に出演してきた高橋だが、召使いを演じるのは、今作が自身初となる。
高橋は「召使いという役は初めてです。いわゆるお手伝いさん、家政婦さんといったような今風なものでなく、すごく謎めいています。しかも召使いなのに何だか品もある。生活感がないという設定の役の中では、今までで一番で、演じていてとても楽しいです」と人生初の召使いを演じた感想を語った。
また、「貴族探偵」出演のオファーを受け「毎週見ていたので、とてもうれしかったです。ミステリー、ファンタジー、ゴージャス、そしてコミカルで大好きなお話です。その中で召使いの平田さんを演じさせていただけるという事でさらに喜んでしまいました」と作品のファンだったことも明かした。
そんな高橋は、主演の相葉とは初共演となり「『やっとお会いできた!』という感じでした。召使いの立場でお会いしてしまったので、次回お会いした時も相葉様とか御前様と呼んでしまいそうです。
夜中までの撮影中もいつもと変わらない優しい笑顔がステキでした。クランクアップに立ち会えたので、集合写真にも参加させていただく事ができ、うれしかったです」と喜びを語った。
ある日、貴族探偵(相葉)と“政宗是正”の関連性に迫る新米探偵・高徳愛香(武井咲)の事務所に、現金50万円と「6月17日に星見荘に来られたし」という紙が同封された郵便物が投函される。
星見荘とは、世にも見事に星を観測することができる場所だと世にとどろく、具同家が所有する別荘だ。
具同家が現在、シンガポールを拠点にしているという情報を得た愛香は、以前に神奈川県警の警部補・鼻形雷雨(生瀬勝久)から得た「政宗是正はシンガポールを拠点に活動している謎の人物」という情報を結び付け、具同家なら政宗是正のことを何か知っているのでは、と考える。
「私のことを調べるのは命懸け」だと、貴族探偵から警告されている愛香は、それでも自身が師匠と仰ぐ名探偵・喜多見切子(井川遥)の死の原因は貴族探偵であるという確信と、そんな貴族探偵が何者なのか、絶対に暴くという意思で、不安を抱きながらも星見荘へ向かう。
そこで愛香は弘基に出会い、さりげなく政宗是正のことを聞くと、弘基から「良からぬうわさが多いですから、あまりその名を口にはしない方がいいかも」と忠告される。
果たして、愛香を待ち受ける真実とは、そしてその真実が姿を現した時、なぜ貴族探偵は愛香と頻繁に事件現場で遭遇していたのか…。
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