鶴嶋乃愛、キスシーンにも挑戦 妖艶＆小悪魔女子を好演 初主演ドラマで圧巻の芝居＜あなたは私におとされたい＞

鶴嶋乃愛が、村井良大とW主演を務めたドラマ特区「あなたは私におとされたい」(MBSほか)が、2月16日の放送で最終回を迎えた。初のドラマ主演となった鶴嶋は大胆なキスシーンや妖艶な演技にも挑戦し、小悪魔女子ぶりを披露。ティーン誌モデルから女優デビューを果たし、進化し続ける鶴嶋の本作までを振り返る。(以下、ネタバレを含みます)

理性と誘惑の攻防、ギリギリの不倫サスペンス

本作は同名タイトルの漫画(作画・梅涼／原作・宮口ジュン)が原作。“ゼッタイに不倫しない男”と“ゼッタイに不倫させる女”の駆け引きの中で、「セックスレス」「ハラスメント」などリアルな社会問題を通じ夫婦の在り方を問う。ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて配信もされている。

鶴嶋が、証券会社の新入社員・立花ノアを演じるほか、ノアがおとそうとする上司・相澤直也役に村井、直也の妻・夏菜役に宇垣美里、夏菜の部下で夏菜をひそかに想う皆木蒼役に佐藤友祐(lol-エルオーエル)らが出演。

直也と同じ部署に配属された鶴嶋演じるノアは容姿端麗。今までのコネクションをフルに活用し自分の実績を上げていき、部署内で一目置かれる存在に。そんなとき、直也の「浮気なんて暇なやつがするものだ」という言葉に興味を持つ。ノアは直也をおとそうと、あの手この手でワナをしかけ始める。

ノアの誘惑に、真面目な直也が翻弄される

真面目な直也をおとしたい衝動にかられたノアは、少しずつ直也との距離を縮めていく。仕事の相談といって2人きりになったり、ゴルフ練習場で偶然を装って出会ったり。同時に車にハンカチを残したり、間違いメールを送ったりと、直也の妻・夏菜に挑発もしていた。

そんなある日、ノアに呼び出された直也は突然キスをされ、その瞬間を写真に撮られてしまった。ついに直也の堪忍袋が切れ、ノアと距離を置くようになる。しかし、妻の夏菜にノアから誘惑されていることを知られ、相澤夫婦の関係に亀裂が入ってしまう。

ひざの上に乗り耳元で…

直也との突然のキスではノアの小悪魔ぶりが目立っていたが、妖艶さが発揮されたのは直也の部下・平野恭介(内藤秀一郎)とのシーン。

会社でノアと2人になった平野は、“直也はノアの誘惑に絶対おちない”と断言。すると、ノアが平野のひざの上に座り、耳元で「欲望って戦うものじゃないんです。実は素直で、持ち主にすっごく忠実なんですよ」とささやき、平野を妖艶なまなざしで見つめ“誘惑”を実演。平野はただ「言うね」と返すことしかできなかった。