山田裕貴、間宮祥太朗のイメージは“虎”「感覚派かと思ったら思考派でもある」

2023/02/17 21:11 配信

映画 会見

映画「BLUE GIANT」の初日舞台あいさつに登壇した山田裕貴撮影:大野代樹

俳優の山田裕貴が2月17日、都内で開催された映画「BLUE GIANT」の初日舞台あいさつに、間宮祥太朗岡山天音立川譲監督と共に出席。同作品を経て知った、共演者の新たな一面を語った。圧倒的な表現力で多くの読者を魅了し、“漫画から声が聞こえてくる”とも評された漫画「BLUE GIANT」が映画化。山田は主人公・宮本大の声を務めた。

山田裕貴「言っちゃうのよ。心の声を」


間宮の新たな一面について山田は「虎のような動物的なイメージがあります。お芝居の現場や取材、番組をやっていても、ものすごく冷静な彼がいるんです。『感覚派かと思ったらかなり思考派でもあるんだ。両方共存しているんだな』と思って、それですごくどっしりして見えるし、年下だけど僕より大人っぽく見えるので、うらやましいなって思いました」と口に。これに間宮が「阪神タイガースファンだもん(笑)」と返すと、山田は「ファン過ぎて虎になろうとしているのか!」と声を弾ませた。

岡山は、アフレコ現場で見た山田の姿を「途中でうまくいかない瞬間が現場であったら『あー! なんでだ』となっていて。自分のそういったミスや、柔らかい部分も晒して、周りにいる僕たちも笑っちゃう、応援したくなるなと思いました」と振り返った。この発言については「言っちゃうのよ。心の声を」と説明した。

間宮祥太朗撮影:大野代樹


好きなシーンで4回涙


また、好きなシーンを聞かれた山田は「ラストのライブシーン」とコメントし、「台本を読んでも泣いて、自分が声をいれる前の練習用の動画を見させていただいた時も泣いて、アフレコをしている時も泣いて、完成版でもらったディスクを見ても泣きました」と告白。

「どれだけすごいんだこの作品は、劇場で見たらどうなっちゃうんだろうと思いましたね。ほかの劇場では拍手が鳴り止まなかった、何の気なしに映画館に見に行ったらまじで泣いたって人をTwitterで見たんですけど、そういった人たちがいるだけで、僕たちがこういう仕事をしている意味があるから、うれしいことだなって感じました」と喜んでいた。

山田裕貴撮影:大野代樹

◆取材・文=大野代樹

映画「BLUE GIANT」の初日舞台あいさつより撮影:大野代樹