人生で一回しかもらえない役柄でしょうね。とてもユニークで愛嬌もあってすごくゆかいでした。
滝藤さんは初めましてでも気を使わせないようにさせる“エスコート能力と芝居力“が高いひと、そうですね、最高の人たらし様でした。仲良くしたい人と感じました。
生きてるのは僕たちだけじゃない、今もどこかで異星人やいきもの達が色々な物語(ストーリー)を紡いでいる。僕はそう感じて生きているので、台本を一読して即大好きと思った内容でした。
作曲もしました、歌も歌いました、カッコつけたりもしました。久しぶりのドラマのお仕事でした。ぜひ楽しんでください。
滝藤さんと大切な機会に、再び共演することが出来てうれしかったです。前回、私の役は、和紙屋を経営する祖父が病に倒れ落ち込む孫娘、桜子でしたね。祖父を喜ばせるために、オリガミ博士に励ましてもらいながら、夜通し一緒にサクラを折りました。実際に思川桜で染めた和紙を使ったところが、印象的でした。最後に魔女が、本物の桜の木に折った桜を飾って満開にしてくれるという、淡々とした静けさの中にも壮大なエンディングでありました。実際はスタッフの方々が夜な夜な折ったものだったので、作品を皆
さんで作り上げるあたたかい思いも伝わってきました。
今回は、桜子が博士を励ますというお話なのです。台本を読ませていただいた時に、桜子が返り咲いて自分らしく人生を貫いている姿に、正に桜のような生命力を感じました。寒い冬を越せば再び春が来る、そんな思いを込めて博士と共演させていただきました。印象に残ったところは、広島の平和記念公園の千羽鶴から作られた和紙で博士と折る「羽ばたく鶴」です。日本中の人々に夢を諦めずに生きる心、平和を願う人々の思いが感じられると思います。