マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「新たな“アベンジャーズ”に続く作品」と明言する最新作「アントマン&ワスプ:クアントマニア」が、2月17日より全国の劇場で公開され、週末の興行収入・動員ランキング共にランキング1位と好スタートをきった。
2月17日に公開された本作は、公開3日間で興行収入4億1,055万円、247,561名の動員を記録。週末の興行収入・動員ランキングでも共にランキング1位となり、大ヒットスタートを記録した。全米でも今年公開した作品の中でNo.1のオ―プニング数字1億1,180万ドル(※日本円で約158億円)を記録し、全世界では、3億5,730万ドル(※日本円で約478億円)を超える数字を記録した。(1ドル134円換算・2月20日時点)※Box Office Mojo調べ
マーベル・スタジオ作品と言えばIMAX(R)などのプレミアム・ラージ・フォーマットやAtmosのシェアが高く推移しているが、本作も30%を超える高いシェア率を誇り、より迫力のあるダイナミックな環境での鑑賞体験を求めるファンが多く劇場に足を運んでいる。
前作でもメガホンを取ったペイトン・リード監督が本作も続投。「新境地を開拓するために、アントマンを強大な敵と戦わせた」と語るように、本作ではマーベルで最も“普通すぎるヒーロー”アントマンが、“マーベル史上最凶”の敵に立ち向かう。時を操る能力を駆使して時間軸や並行世界を自由に移動できる征服者カーンは、別のユニバースではアベンジャーズを殺した事もあるという。そんな二人の戦いをまるで、スター・ウォーズを彷彿とさせる量子世界を舞台に、ラージフォーマットで鑑賞する事を推奨していたペイトン・リード監督の言葉が実現した。
さらに、本作は昨年7月29日(金)に公開した「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」が週末オープニング1位を記録して以来、195日ぶりの洋画作品No.1となった。2023年の洋画映画としては5月に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」、6月にはディズニーの実写映画「リトル・マーメイド」、ハリソン・フォード主演最新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」などがあり、今後も洋画注目作が控えている。
新たなアベンジャーズに続く、超重要作品となる本作について、マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギは、「『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降に、我々が製作した映画たちの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)全体の大きな物語を繋ぐ最も重要な映画となるのが本作です。『エンドゲーム』以降、多くの素晴らしい新キャラクターたちをディズニープラスおよび劇場公開で紹介してきましたが、本作でついに新たな物語が始まります。次の“アベンジャーズ”作品に向かうにつれ、想像を絶する大きな物語が徐々に姿を現します。」と語り、本作の重要度を改めてアピールし、従来のコアファンだけでなく、新規ファンを多く劇場に呼び込んだ。
さらに新たなファンを獲得するだけでなく、各レビューでも高得点を記録。全米映画批評サイトRotten Tomatoes(オーディエンススコア)では84%、公開日当日にはTwitterで“アントマン”というワードが終日トレンド入りした。アベンジャーズの最小&最強のアントマンが日本全土にアピールするオ―プニング数字と絶賛の評価を得た。
なお、「アントマン」ほか“アベンジャーズ”シリーズ過去作はディズニープラスで配信中。
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