深川麻衣、30代で仕事観に変化「凹んでしまうことが多かった」完璧主義から脱却

深川麻衣撮影:山田健史

マイブームは「みどりのマキバオー」


――最近の深川さんについても聞かせてください。今のマイブームはなんですか?

2022年1月から始めた陶芸をぼちぼち続けているのと、「みどりのマキバオー」のアニメを今さらながら見始めています(笑)。子どものころは見ていなかったんですが、すごく感動するんですよね。マキバオーは、最初は出来損ないみたいな感じで生まれて、牧場の人にも見放されかけるんですけど、実はものすごいポテンシャルを持っているんです。

――ギャグ漫画なイメージがありましたが、感動するんですね。

「こんなに深かったんだ」と思うし、応援したくなっちゃうんですよね。おすすめです。

部屋の模様替えもマイブームですね。家にいる時間が長くなった時期から、部屋を居心地いい空間にしたいと思い始めて、自分の好きなインテリアを厳選したり、たくさんあった洋服を整理したりすることを続けています。模様替えはリフレッシュにもなるので、作品の合間とかにソファーの位置を変えたり、テレビ台の位置を変えてみたりしています。

深川麻衣撮影:山田健史


ファンとの対面イベントは乃木坂46卒業後は初


――今回の写真集発売を記念したお渡し会は、乃木坂46の卒業以降、初めてのファンとの交流になるのでしょうか。

卒業してから今まで個人でイベントをしたことはなくて、出演作品の舞台あいさつに皆さんが来てくれたりすることはあったんですが、話せるくらいの近い距離で会うのは本当に久しぶりです。

――これまでファンの方からの声はSNSなどを通して見ていたんですか?

お手紙を頂いたり、私のオフィシャルウェブサイトでやっている“RADIOもどき”という企画で皆さんから質問を募集して、それに答えたりしていました。この期間、きっと皆さんいろいろなことがあって、いろいろなことを感じたと思うんですけど、そういうことも経て久しぶりに直接会って、写真集を自分の手から皆さんに渡したり、お話しできる機会があるのはすごくうれしいです。

――では、最後に改めて読者の皆さんに写真集の見どころを伝えてください。

今回の写真集は約3年前に立ち上げた企画ですが、いろいろありつつも無事にこうして形になりました。石垣島と竹富島の景色も含め、すてきな写真をたくさん撮っていただいたので、一緒に旅をしてもらえるような気持ちになってもらえたらうれしいです。

「こんな場所があるんだ」「石垣島、竹富島に行ってみようかな」というふうに、皆さんにとっても旅行してみようかなと思うきっかけにもなればいいなと思います。

◆取材・文=山田健史

深川麻衣撮影:山田健史

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