絶妙なキャスティングが話題に…久間田琳加をヒロインに抜てきした理由は笑顔「思わず“かわいいな”となります」＜ブラザー・トラップ＞

久間田琳加が主演を務める深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」の6作品目の『ブラザー・トラップ』(毎週火曜深夜0:58-1:28、TBS※一部地域をのぞく)が現在放送中。ヒロインを巡り、美しき兄弟が恋の火花を散らすという展開のみならず、「キャスティングが良い」「兄弟役の2人が似ている」とSNS上で話題になっている。このたび、WEBザテレビジョンでは本作のプロデューサーを務める阿部愛沙美氏にインタビューを行い、出演者のキャスティング理由や、撮影の裏話などについてたっぷりと語ってもらった。

恋に臆病な主人公と性格が正反対な兄弟が“三角関係”に！

同作は、電子コミックサービス「LINEマンガ」で1億5000万viewを突破した人気漫画を実写化。恋愛に積極的になれない主人公と、年下男子、そして元カレによる複雑な恋の三角関係を描く。

主人公のあかり役を久間田が演じるほか、同じ大学に通う年下男子で元カレの弟・成瀬和泉役を山中柔太朗が、そして和泉の兄であかりの高校時代の元カレ・成瀬大和役を塩野瑛久が演じている。

“兄弟”のキャスティング秘話を告白「似ている必要がある」

――主人公・あかりを演じる久間田さんのキャスティング理由を教えてください。

原作ファンの方をがっかりさせないことはもちろん、あかりはイケメン2人に取り合われる役なので、女性にも好かれていて、笑顔がかわいらしい方ということを基準にして選んだ時に、久間田さんが一番良いなと思ったんです。

ドラマを見ていただいても分かると思うのですが、すごく笑顔がすてきで、同性である私たちも思わず「かわいいな」となりますし、声や仕草があざと過ぎない感じが魅力的だなと思っています。

――では、山中さん、塩野さんはいかがでしょうか？

私の中で和泉役は難しいなと考えていて、原作を読みながら先に(キャスティングが)思い浮かんだのは、大和役の塩野さんだったんです。なので、途中から(大和を)塩野さんに当てはめながら原作を読んでいました(笑)。

和泉と大和は兄弟役なので、似ている必要があるなと思って。塩野さんにも似ていて、かつ朴訥(ぼくとつ)な和泉の雰囲気や、あかりと並んだ時の身長差を大事にしたいと考えていました。

いろんな方のプロフィールを見たりしていく中で、ずっと気になっていた山中さんにお会いしたんです。その際に、言葉少ないけれど雰囲気のある感じが(和泉の)キャラクターに当てはまるなと思ったのと同時に、“これから来るかもしれない”という勢いを感じて。そういった部分も踏まえて、和泉役は山中さんに、大和役は塩野さんにお願いしました。

――現場でのお2人を見て、兄弟っぽいなと感じた瞬間はありますか？

2人のシーンはあまりなかったのですが、テンションは似ていたかもしれないです。平均よりも1つ下のテンションというか、落ち着いていましたね。