小芝風花が主演を務める「波よ聞いてくれ」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)が2023年4月よりスタートする。
同ドラマは、国内外で熱狂的な支持を集めた大ヒット作「無限の住人」(講談社)で知られる沙村広明氏による、「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の同名漫画が原作。2020年の「マンガ大賞」では第4位にランクイン、さらに同年に地上波でアニメ化もされて話題となった大人気作である。
今回、初めて実写化されることになり、主演を務める小芝が演じるのは、スープカレー店でアルバイトをする主人公・鼓田ミナレ。彼氏にフラれた上に金もだまし取られ、やけ酒を飲んでは見ず知らずの男に愚痴をさく裂。
揚げ句、泥酔して記憶をなくすという、“超絶やさぐれ女”という役どころ。ところが、この失恋トークをかました見ず知らずの男が、実は地元ラジオ局のチーフディレクターで、この男に素質を見いだされたミナレは、あれよあれよと深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していくことに。
これまで、初主演を務めた映画「魔女の宅急便」(2014年)や連続テレビ小説「あさが来た」(2016年)などの話題作や、コメディエンヌとしての才能を発揮した「トクサツガガガ」(2019年、NHK総合)、「妖怪シェアハウス」シリーズ(2020年/2022年、テレビ朝日系)、「彼女はキレイだった」(2021年、フジテレビ系)など、数々の作品で活躍してきた小芝だが、ここまでの破天荒で型破りなキャラクターは初だという。
小芝は「私自身とミナレという人物がかけ離れている印象だったので、『この役を私が演じるんだ!?』と驚きました」と最初の印象を明かした。その小芝は、この役柄に合わせて人生初となる地毛を金髪にして挑むことになり、見た目からガラリとイメージを一新。「この役に挑むからには絶対に金髪にしたかったんです!」と語り、この役への並々ならぬ覚悟をしている様子。
さらに、髪形の他にもメイクやファッションと、これまでの印象とは全く異なるビジュアルに大変身を遂げた小芝は、「新しい自分になれた気がして、今はワクワクしています!」とやる気に満ちていた。
その一方で、ミナレの個性さく裂でやさぐれたキャラクターをつかむのには一苦労していると言い、雰囲気を肌で感じるために「普段はやらないのですが、今はお酒を飲みながら台本を読んでいます(笑)」と驚きの告白。
マシンガントークをさく裂する役柄とあって、「せりふ量がとんでもなく、一筋縄ではいかない役」とプレッシャーも感じているそう。
同ドラマの主演が決まった小芝に、沙村氏から描き下ろしイラストのサプライズが到着。原作のミナレと小芝扮(ふん)するミナレが一枚のイラストの中で奇跡の共演を果たした。
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