――いろいろな曲調なものがあると思うので、1人1曲お気に入りの歌を宣伝してください。
西垣:私は「とーと。」がお気に入りです。曲調は穏やかで陽気な感じなんですけど、歌詞がとても意味深いものになっています。主人公が、これからどうなっていくんだろうという不安な気持ちを持ちながらも、未来に向かって頑張っていく曲なんですけど、聴いているだけで私も元気になれます。それに、何と言っても曲調が大好きで、今までにない感じがしたので、単純に歌うことがとても楽しかったです。レコーディングも楽しくできましたし、この曲でボイトレをするのがすごく楽しかったんですよ。皆さんもライブとかで、曲を聴くときはノリノリで聴いてほしいなって思います。
希山:私は「STORM!」ですね。最初に音源をもらったときからすごく格好いい曲だなって思っていたんですけど、実際にライブで歌ってみると、ファンの人もすごく盛り上がりましたし、振りもキビキビしていて力強く踊るので、気分をリフレッシュできる感じがして、大好きです。
春乃:私は「乙女ノ手札」という曲が好きです。初めて聴いたときは、あまり聴いたことのない感じだったので「何これ!?」っ思いました。イントロやAメロがとても和な感じなんですけど、サビに向かっていくにつれてロックな香りがしていくんです。難しくて、何だこの曲は!ってなっていたんですけど、聴けば聴くほど何この曲~!って、いいふうに変化していきました。仮のレコーディングをしたときにハマり、頭から離れなくなってしまって、聴けば聴くほどいいなって思っていくし、歌詞の意味もこれからしっかりと知っていきたいです。
上田:私はとても盛り上がる曲の「びびび美少女」を。ファンの方の前で初めて披露したときから皆さんノってくださって。歌詞も面白いですし、福岡だなという感じがするワードも入っていていいですよね。キーが高くて、テンポも早くて、付いていけないというか、これ歌えるのかなって最初は不安だったんです。振り付けも面白いけど、激しくて、みんながなかなかそろえられずに、本当に大丈夫かなって不安で。でも、最近はメンバーもお客さんも一つになる一体感が味わえるので、すごく楽しいですね。ライブでは盛り上がるんだろうなって思っていたんですけど、いざ初披露したら「ここまで!?」って感じで盛り上がりました(笑)。
――なるほど。ちなみにここだけの話、上田さんが思う、ばってん少女隊イチの美少女は誰ですか?(笑)
上田:そうですね~足のサイズが23.5cmくらいで、空手が得意で、黒帯な子ですかね。そういうのも美少女には大切だと思うんです。あとはキラースマイルを持っているというのも大切ですよね…!
一同:(ニヤニヤ)
――え? そんな方がいるんですか!?
上田:いるんですよ! 実はこの中にいるんですよ!
一同:誰~!? もうちょっと特徴教えて! ヒントは?
上田:髪が黒いですね。衣装の帽子がみんなと違います。
希山:え~? そんな人いる?
上田:ええ。ソファーの端っこに座っている感じもね、最高だと思うんです!
――あ、上田さんか。では次に瀬田さんのお薦めの曲をどうぞ。
上田:えー!(笑)
瀬田:どんまい(笑)。私はアルバムリード曲でもある「ますとばい!」です。理由は、サビの歌詞で「僕らは挑む 何度でも挑む」など、この6人で前に進んでいこうという強い意志を感じるなと思うので。この曲は家でも特に良く聴くんですけど、いつ聴いても頑張らなきゃなと思います。
タイトルも、船のマスト(帆柱)の部分とか、英語で「必要」の意味のマスト、応用してみんなに必要だから買うべき、というmust buy。福岡の方言の「●●ばい」もかかっていて、タイトルもいいですよね。
星野:私の好きな曲は「ばってん少女。」なんですけど、このアルバムに収録されているバージョンは、2年前のインディーズデビュー当時のとは違って、新たに『ますとばい』バージョンで収録されているんです。前と何が違うかというと、生演奏になっていて、とっても格好良くなっていて、インストゥルメンタルだけでも楽しめるんですけど、私たちも歌を録り直したこともあって、自分で言うのもおこがましいんですが、成長が感じられる1曲になっているのかなと思います。
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