アニメやミュージカル、舞台と多彩なメディアミックスでその世界観を広げていく「刀剣乱舞-ONLINE-」。同作を原案とした実写映画「映画刀剣乱舞」の第2弾が、「映画刀剣乱舞-黎明-」として3月31日(金)に公開される。本能寺の変をモチーフにした前作「刀剣乱舞-継承-」(2019年)から一転、物語の舞台を現代に移し、アクションやCGもさらなるスケールアップを果たした本作。名だたる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を演じる鈴木拡樹(三日月宗近役)、荒牧慶彦(山姥切国広役)も、前作に続き出演する。「刀剣乱舞」の世界とは縁深い2人が目の当たりにした、本作の面白さとは?
――試写をご覧になって、どのような作品に仕上がっていると感じましたか?
荒牧:前作同様、ワクワク感はコンセプトとして引き継がれています。僕も試写を見ましたが、ゆったり構えてというより、思わず前のめりになって見てしまうような作品でした。
鈴木:今回は裏切りの仕掛けもあるので、「こういう感じで来たか!」と楽しんでもらえると思います。時代背景がガラッと変わっていますから、そういう部分も含めてワクワクしっぱなしじゃないかな、という仕上がりになりました。僕自身は撮影に参加しているので内容を知っているにもかかわらず、お客さん目線で見たら「『刀剣乱舞』にはこんなに楽しい見方があるんだ!」と感じたくらいです。
――お2人の共演は、2021年の舞台“「バクマン。」THE STAGE”以来ですね。当時のインタビューではお互いに「動きを合わせやすい」とおっしゃっていました。
荒牧:その感覚は今回も健在でした。
鈴木:撮影の前日に殺陣を合わせる時間があったんですけど、本当に短い時間だったんです。それで成立するのは、やっぱりまっきー(荒牧)とやり慣れているからなのかなと思いますね。
荒牧:本作の舞台は現代だけに、殺陣も大きく開けた場所ではなく、狭いところで展開するんです。それでもばっちり息が合ったので、良かったなと。拡樹くんとは呼吸が合うんでしょうね。自分たちが最も得意とする呼吸が、似ているんだと思います。
鈴木:お互いに、ちゃんと感じながらやれているところはありますね。
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