瀬戸利樹と中田圭祐がW主演を務める「僕らのミクロな終末」(毎週日曜深夜0:55-1:30、ABCテレビ)の第5話が2月26日(日)に放送される。同作は、丸木戸マキによる同名コミックを原作に、地球滅亡寸前というSFなシチュエーションで異色の終末を描く恋愛ヒューマンドラマ。傷を抱えた不器用な登場人物たちの心情が交差する恋愛模様と同時に、絶望の中で奇跡を信じたくなるようなストーリーを展開していく。
巨大隕石落下によって地球が滅亡するまであと10日という衝撃のニュースが飛び込み、生きがいのない日々を送っていたサラリーマンの真澄(瀬戸)は、残された時間を静かに過ごそうと母校の大学図書館を訪れた。そこで偶然、かつて自分を深く傷つけた“昔の男”・律(中田)と再会する。
地球滅亡を前に再会した律に戸惑いながらもついて行った真澄は、律に薬を飲まされたという17歳の少年・遊馬(富本惣昭)と出会う。真澄が事情を聞くと、死のうと思った理由を話し始める遊馬。
真澄らは、遊馬に両親の元に帰るよう提案するが、彼の自宅は静岡・浜松だった。あらゆるインフラが機能しない状況下で、3人は浜松までの旅を決意する。
浜松へ向かう道中、真澄の携帯電話に母親から着信が入る。真澄がゲイであることを知り、「子どもができないのはうらやましい」と親とは思えない言葉を放った母だったが、食べ物とライフラインが尽きたことから、真澄を頼ろうと連絡してきたのだ。
かつて自分につらく当たった母の元に行こうとする真澄に律は「母親のところに戻るなら、自分も家に帰る」と言い出す。しかし真澄は、そんな2人のやり取りに戸惑う遊馬を見て、浜松まで連れて行くよう律を説得する。
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