”大人が泣ける”「カーズ」最新作が全米でNo.1発進!

2017/06/20 17:17 配信

映画

マックィーンが直面する”クロスロード”とは?(C)2017 Disney/Pixar

ディズニー/ピクサーの最高傑作の1つ、「カーズ」シリーズの最新作「カーズ/クロスロード」が7月15日(土)に日本公開となる。

そして一足早く6月16日に公開を迎えた全米では、公開から3日間の暫定の数字で、約59億円(5千万ドル)を記録する大ヒットスタートを切り、今後も興行収入成績では首位を独走しそうな勢いだ。(Box Office Mojo調べ)

「カーズ」最新作は16作目の“全米1位スタート”作品として仲間入りを果たし、「カールじいさんの空飛ぶ家」(2009年)、「トイ・ストーリー3」(2010年)らと肩を並べる“大人が泣ける感動ドラマ”として新たに誕生した。

本作では、今まで華々しく活躍してきた天才レーサー“マックィーン”が、最新テクノロジーを追求したレーサー“ストーム”ら、新たな世代が登場するところから始まる。

厳しさを増すレースの中、マックィーンは勝ち続けるために無謀な走りを続け、人生を揺るがす衝撃的な大クラッシュをしてしまう。天才レーサーだった彼は「夢の続きを求めて走り続けるのか、それとも新たな道を歩むのか?」という“人生の岐路”(クロスロード)に立たされる。

子供向けの作品が多いピクサーの中でも最も衝撃的で、誰もが心打たれる本作の深いテーマには、これまでのシリーズにはなかったような“大人が感動する”という声が続出している。

全米メディアからは「『カーズ/クロスロード』は、今までピクサーがリリースしてきた映画の中でも最も大人向けの作品の一つだといえる」(POLYGON)、「本作のストーリーには、年を重ねるということ、輝いている日々を追い続けること、人生において最後にどう決断をするかということが描かれており、深く共感できる」(ROLLINGSTONE)。

「まさに原点回帰だ。どうして私たちがこのシリーズを愛したのかを思い出させてくれる。この映画で描かれる師弟関係が魅力になっており、マックィーンとドック・ハドソンの深い関係が描かれている」(JET MAGAZINE)など、シリーズ1作目で描かれたマックィーンとその師匠ドック・ハドソンの感動の世界観を継承する“シリーズ最高傑作”“大人こそ見るべきドラマ”だと絶賛されている。

そして本作の全米大ヒットスタートをお祝いするように、ピクサーの本社では社員たちが自慢の愛車を披露する、恒例の自動車イベント“モトラマ”が開催。

「カーズ」シリーズ生みの親であり本作の製作総指揮ジョン・ラセターは、大ヒットスタートを受けて「本作は特に大人の心をつかみました。車のキャラクターから人間性を見いだすことに成功し、それぞれのキャラクターに深くてエモーショナルなストーリーを植え付けました」と、本作に自信を見せる。

さらに、「迫力ある車のレースシーンやリアルなドラマはより一層、作品に引き込ませます。そして何より、子供だけでなく大人も魅了したのはマックィーンが選んだ選択に皆様が共感できたからだと思います」と世間からの称賛の声に応えるよう、本作の魅力についてもコメントした。

人生の岐路(クロスロード)に立たされた天才レーサー“マックィーン”という、これまでの「カーズ」にはないリアルなテーマは誰しもが共感できること間違いなしだ。