ONE N' ONLYが映画初主演「不良の経験がないのでマンガを読んで表情を研究しました(笑)」

ONE N' ONLY(山下永玖、高尾颯斗、草川直弥、上村謙信、関哲汰、沢村玲)撮影=富田一也

TikTokのフォロワー数が520万人('23年2月1日時点)を突破し、世界中から注目を集めるONE N' ONLY。彼らの主演映画「バトルキング!!-We'll rise again -」が3月10日より公開される。同作は歌やダンスを盛り込み、ヤンキー高校生がダンスを通じて成長していく姿を描いた青春ストーリー。映画の見どころや思い出をメンバーに語ってもらった。

上村「ラップと“ONE N' ONLY”を置き換えて考えてみました」

「バトルキング!!-We'll rise again -」ポスター(c)「バトルキング!!」製作委員会


――ヤンキー高校生という役作りについて意識したことなどを教えてください。

上村謙信:僕が演じた鞍馬は、中学時代にラップの道を諦めて、ヤンキーになってしまうんです。どうしてそうなったのかを考えたときに、ラップと“ONE N' ONLY”を置き換えて考えたら、すごく寂しくなったんですよね。だからこそ、夢を追い掛け続けている人を見ると、悔しくて手が出てしまうのも分かる気がして。でも、そこに負けてしまうのは鞍馬の弱さだと考え、役作りしました。鞍馬が仲間と出会い、変化していく姿にも注目してもらいたいです。

沢村玲:僕も不良になった経験がないのに、演じた早乙女は“狂犬”の過去を持っていたので困ってしまって…。そこで不良マンガを読んで、表情などを研究しました(笑)。

関「BUDDiiSのメンバーとは演技だけど、拳を交えて距離感が縮まりました」

ーー因縁のけんか相手として同じ事務所のBUDDiiSのメンバーも登場していますが、何か印象に残っているエピソードはありますか?

関哲汰:撮影前にワークショップをしたことで、ぐっと仲良くなりました。長い時間会話をして、アクションレッスンをしたからこそ、アクションがうまくいったんです。演技ではありますが、拳を交えて、より距離が縮まった気がしました。

山下永玖:その他にも、EBiDANのメンバーが多く出演していたので、年下の子たちとは休憩中に一緒にお店でご飯を食べたりしました。

草川直弥:ちゃんとおごった!?

山下:おごった!

関:ワンエンのメンバーには絶対おごらないのに!(笑)

山下:メンバーでは末っ子なので、おごってもらいます(笑)。