イ・ソンギョンとキム・ヨングァンはどちらもモデル出身で、旧知の仲。相手役の名前を聞いた時、2人とも「ぴったり!」と思ったそう。ヨングァンは「ソンギョンはウジュそのものでした。ずいぶん前に見た彼女のイメージはおてんばでいたずらっ子。でもある日、あまりにも成熟した女性に見えたんです。ドンジンとして見た時“この女性を結局愛するしかないな”と感じました。と同時に“ソンギョンが以前より大きく成長したんだな”と思いました」と語った。
そして、ソンギョンも「(ヨングァンのことを)“キム(クレヨン)しんちゃん”って呼んでるんですけど、しんちゃんみたいなヨングァン兄さんは現場にいなくて、ハン・ドンジンだけがいました。ドンジンという実在の人物に会ったみたいでした」と話していた。
また、現場での姿勢についても、ヨングァンは「緊迫した現場でも選択と集中を柔軟にする点が素敵な女優さんです」とソンギョンを称賛し、彼女も「今までの相手役の中でも指折り数えられるほど気遣ってくれる人。そして、最後まで台本を見て悩んで研究する姿から学ぶ点が多かったです」と言い、お互いを尊敬している。インタビュー中、「ヨングァンさん」ではなく「オッパ」と親しい年上男性への呼び方をしていて、その事からも仲の良さが窺えた。
今回、俳優としては初共演の2人だが、よく知る仲だったので相性はバッチリ。監督が編集しながら、2人の深い目つきを見て「本当に付き合ってるのでは?」と思ったほどで、編集室でスタッフも大騒ぎになったそうだ。
2話が終了した時点では、ドンジンとウジュの間にはまだ恋愛感情は生まれていない。復讐心から始まる恋は、ここからどう進んでいくのか…「早く3話が見たい!」と思わせる2話のエンディングに期待が高まった。
イ・ソンギョンは製作発表時に「序盤はウジュは敵対的な目をしていて、ドンジンは無気力。でも、時間が経つほどに2人の目つき、感情線、表情によって顔つきが変わっていきます。ドラマを見ていれば、皆さんもきっと感じると思います。2人の始まりと終わりの変化を見てほしいです」と語っていた。そのポイントにも注目して恋のゆくえを楽しみたい。
◆文=鳥居美保/構成=ザテレビジョン編集部
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