シーズン2では、これまでの教訓から一人でザ・チャイルドを守りながら、目的地にたどり着くのは無理だと悟ったマンドーは、助けを得るためにかつての仲間を探し始める。その道すがら、銀河一の賞金稼ぎとして名をはせたジャンゴ・フェットのクローンにして、息子であるボバ・フェットのアーマーを入手したため、ボバ・フェットからも追われることに。
その一方、カエル型種族のフロッグ・レディを送り届けた先で、ボ=カターン・クライズ率いる3人のマンダロリアンに救われたマンドーは、代償として彼女たちの帝国軍艦隊を奪うミッションに協力する。見事打ち勝ったマンドーは、元ジェダイのアソーカ・タノの居場所を教えてもらい、ザ・チャイルドと向かうのだった。
マンドーは、そうして出会ったアソーカ・タノからザ・チャイルドの本当の名前はグローグーであること。自分は教えられないが、あるジェダイ聖堂の遺跡にある石の上にグローグーを載せれば、ジェダイに届くであろうことを聞く。2人は早速向かうが、そこに現れたボバ・フェットと一戦を交えているうちに、山頂にいたグローグーが旧帝国軍に拐われてしまい、マンドーらは不本意にもギデオンの戦艦に侵入するのだった。
そのラストシーン、劣勢を強いられるマンドーらを助けにさっそうと現れたのは、ルーク・スカイウォーカーだった。彼はグローグーが自分の力をコントロールできるように指導してくれるという。マンドーにとって、グローグーとの別れは受け入れ難いものだったが、彼のために最善の選択だと言い聞かせて、見送った。
シーズン3では、グローグーがどれほどのジェダイに成長しているのか、そしてマンドーとの冒険がどのように始まるのかが、最初の見どころだろう。制作総指揮のジョン・ファヴロー、デイブ・フィローニをはじめ、スタッフは“SWマニア”だらけ。若き日のルークの姿など、胸アツ必至のシーンもたっぷりと楽しめそうだ。
◆文=及川静
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