そして“帝劇初主演”を務めた信役の三浦は「無事に終わって本当にホッとしています。1回1回の公演のエネルギーの消費量が皆さんすさまじいので、これを1カ月弱続けてきた私たちってすごいなって思いません?そこだけは褒めたいなと思います」と正直な胸の内を明かし、「梶さんと大河がいなくなってしまうのは寂しいですけど、お二人の気持ちも胸に、(地方公演は)5月までありますから。最後まで全員で駆け抜けていけるように頑張って参りたいと思いますので、皆さん最後まで応援のほど、よろしくお願いします」と、地方公演へ向けて意気込みを。
最後に三浦とダブルキャストで信を演じる高野は「1公演1公演の大変さはもちろん、このご時世でやり切れたということがすごいですし、こんなに奥行きのある舞台のセットをパズルのように緻密に動かして、全員が集中力を切らさずにできたので、本当にすごいことだと思います。残りの51戦もこの集中力をみんなで保ったまま、乗り切りたいなと思います」と力強く前を向いた。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)