『ソウルフル・ワールド』も“アナ雪”も…ディズニー/ピクサー作品ズラリ「アカデミー賞」長編アニメ映画賞受賞作5選

2023/03/04 06:10 配信

映画 アニメ コラム

映画「アナと雪の女王」キービジュアルディズニープラスで配信中/(C) 2023 Disney

ディズニーアニメの傑作


ここまでピクサー作品が続いたが、最後に紹介するのは大人から子どもまで、幅広い世代に愛されているディズニーアニメーション映画の金字塔「アナと雪の女王」。第86回(2014年)の受賞作である“アナ雪”は、アンデルセンの「雪の女王」をモチーフに、運命に引き裂かれた王家の姉妹が凍った世界を救おうと奮闘する姿を描く。

2作のスピンオフ短編を挟み、2019年には続編の「アナと雪の女王2」が公開。現在、世界が待ち望む新作も進行中だとか。日本語吹替版では、神田沙也加さんが妹のアナ、松たか子が姉・エルサの声を担当。松“エルサ”は劇中で見事な歌唱力を披露している。松の日本語版も含め、誰もが一度は耳にしたことがあるといっても過言ではない「Let It Go」で「歌曲賞(主題歌賞)」も受賞。

「私ときどきレッサーパンダ」は第95回のノミネート作品!果たして受賞なるか?ディズニープラスで配信中/(C) 2023 Disney/Pixar

まだまだある!ディズニー/ピクサーの受賞作


他にも「歌曲賞(主題歌賞)」と同時受賞した「トイ・ストーリー3」(第83回、2011年)をはじめ、「ミラベルと魔法だらけの家」(第94回、2022年)、「トイ・ストーリー4」(第92回、2020年)、「ズートピア」(第89回、2017年)、「インサイド・ヘッド」(第88回、2016年)、「ベイマックス」(第87回、2015年) 、「メリダとおそろしの森」(第85回、2013年)、「ウォーリー」(第81回、2009年)、「レミーのおいしいレストラン」(第80回、2008年)、「ファインディング・ニモ」(第76回、2004年)といった話題作・人気作がめじろ押しだ。

やはり長編アニメーション部門は、毎年ディズニー/ピクサー作品の強さが際立っており、今回ノミネートされている「私ときどきレッサーパンダ」の受賞の行方も注目したいところだ。

◆文=小池貴之

「私ときどきレッサーパンダ」キービジュアルディズニープラスで配信中/(C) 2023 Disney/Pixar