――作品から離れますが、もともと役者を志望されたきっかけは?
思い返せば、幼稚園や小学校などいろいろな節目で劇という名の付くイベントがあったら、自分はいつも出ていました。お芝居が好きだったんですよ。それもあって舞台をやりたいという気持ちは強いですし、最初からそれを仕事にしなかったのは、周りにそういう人がいなかったから、可能性として考えられなかったんです。
でも、その後お仕事をご一緒した方が実際に役者として活動され始めて、僕も俳優を仕事にしていきたいという思いが次第に強くなり、事務所を探してオーディションをたくさん受けました。
――憧れの俳優さんはいますか?
堺雅人さんです。「リーガル・ハイ」(フジテレビ系)の芝居を拝見させていただいて、コメディーもできますし、かと思えばパリっとした演技もすごいですし。それに、堺さんが出されている本を読みまして、考え方が論理的で、芸術的な方だなと思いました。
日本を代表する俳優さんなのに、表現という部分で挑む姿勢を崩さないところをとても尊敬していますし、弟子にしてほしいくらい憧れています(笑)。
それに柳楽優弥さんも、とてもお芝居の経験が豊富な方で、お芝居を拝見させていただくたびに、僕ももっともっと頑張って、少しでも近づけるようにならなきゃという気持ちになります。
――今後やってみたい役はありますか?
剣士の役をやってみたいです。新選組の沖田総司のような天才剣士の役を。あとはサラリーマンもいいですよね。実際に(サラリーマンを)やっていたこともあってリアルにできるので、「ただのサラリーマンが出ていたけど?」という感じに思ってもらえたらうれしいですね。
――この夏やってみたいことは何かありますか?
まだ一回も行ったことがないので、野外フェスに行ってみたいです。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」って、8月にありますよね! 最近YouTubeで見て、岡崎体育さんのパフォーマンスが面白いなって思っていたんです。ぜひ生で見たいですね。
――最後にこれから見るファンの方にメッセージをお願いします。
「ラオス 竜の奇跡」という映画について、見てくださる方に2つ感じていただけたらいいなというのがあります。1つはシンプルにこの映画を見て、ラオスという国がとてもすてきな国だということを知ってもらえるきっかけになれば。
もう1つ、この映画から感じてほしいメッセージは、素直に生きることの素晴らしさだと思います。
川井という青年がとても真っすぐに仕事に立ち向かい、そこにいる人たちと接する中で、自分たちの足りない部分を受け入れ、お互いに壁を乗り越えて成長していきます。
ぜひそちらを劇場でご覧になっていただいて、感じていただければうれしいです。どうぞよろしくお願いします!
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