瀬戸利樹と中田圭祐がW主演を務める「僕らのミクロな終末」(夜0:55-1:30、ABCテレビ)の第5話が2月26日に放送された。遊馬(富本惣昭)に不思議なパワーがあるかもしれないことが描かれ、驚きを与えた。(以下、ネタバレを含みます)
同作は、実写ドラマがヒットした「ポルノグラファー」で知られる丸木戸マキによる同名コミックを原作に、地球滅亡寸前というSFなシチュエーションで異色の終末を描く恋愛ヒューマンドラマ。傷を抱えた不器用な登場人物たちの心情が交差する恋愛模様と同時に、絶望の中で奇跡を信じたくなるようなストーリーを展開していく。
主人公・仁科真澄を瀬戸が、真澄の大学時代の“昔の男”・日下部律を中田が、アイドルオタクのピュアな男子高校生・広瀬遊馬を富本が、国民的アイドル・嘉神まどかとその”自称妹”・めぐる役の一人二役を井手上漠が演じている。
また、真澄と律が大学時代所属していた出版サークルの同級生・橋本陽介役に大朏岳優、サークルの部長・露口役に前田瑞貴、律に夢中なミスキャンパス・谷口美佐役に西村美柚と、フレッシュな面々が共演。さらに、真澄の母親役に遊井亮子、律の母親役に岡谷瞳、律の父親役に成松修、めぐるの母親役に舟木幸、めぐるの父親役に飯田基祐が配役されている。
主題歌は、水野良樹が主宰するプロジェクト“HIROBA”から「ふたたび(with 大塚 愛)」。作詞作曲は初のタッグとなる水野&大塚愛が共作、編曲は蔦谷好位置が手掛け、真澄と律のもどかしく、苦しくもいとおしい関係性に重なる楽曲の世界観が、同作のストーリーに寄り添う。
隕石落下による地球滅亡が迫る2023年9月。真澄と律、遊馬の一行は自殺したアイドル・嘉神まどかの弟、めぐるに出会い、めぐるの実家がある松本に向かうことに。
道中、水が乏しくなったところ、水を物々交換している男を見かける。男はかわいいめぐるを見ると目の色を変え、ペットボトルの水を上げる代わりに性的なことを欲求してくる。意外にもめぐるが「減るもんじゃないし」と承諾すると、男は喜んでめぐるの手を引いて連れていこうとする。
それを見た遊馬が「ふざけんな!」と激昂すると…。
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