ジェームズ・キャメロン監督による「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」が、全世界歴代興行収入3位となった。公開から10週目で、キャメロン監督が手掛けた「タイタニック」を超え、全世界歴代興行収入ランキングTOP3にランクインした。ランキングTOP4作品中、ジェームズ・キャメロン監督作品が3本を独占している。
同作は日本の国内興行収入が42億7,970万円、動員2,352,966人を記録。全世界興行収入は22億6,874万ドル(日本円で約3,085億円)で、歴代3位となった。(1ドル=136円換算・3月2日時点 ※興行収入は、全て3月2日時点、Box Office Mojo調べ)
更に、日本時間3月13日(月)、現地時間3月12日(日)に発表を控えている第95回アカデミー賞では、作品賞を含む主要4部門でノミネート(作品賞、視覚効果賞、音響賞、美術賞)されている。「ただ美しい物語を伝えるだけでなく、観客の心を揺さぶりたかった」というキャメロン監督の言葉通り、世界から“感動した!”“最高だった!”という反響を呼んだ。「映画界は今後10年、『アバターの10年』になる」と宣言していたキャメロン監督だが、その記録を更新し続けている。なお「アバター」(2009年)はディズニープラスで配信中。
前作の戦いから10数年。人間の体を捨ててナヴィになった元海兵隊員のジェイク・サリーは、神秘の星パンドラの森で妻のネイティリと家庭を築く。優秀な長男のネテヤム、長男に引け目を感じている次男のロアク、生命と共鳴する不思議な力を持つ養女のキリ、無邪気な末っ子のトゥク。そして、人間の少年スパイダーもサリー家の兄弟同然に暮らしていた。
だが、再び地球人の侵略が始まり、ジェイクは家族と共に遥か彼方に住む海の部族のもとに身を潜める。しかし楽園のような美しい海にもついに敵の手が迫り、新たな戦いが始まる。試練を乗り越え成長した子供たちに、いま、覚醒の時が近づいていた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)