CM 撮影は「なにわ男子 HOUSE」と書かれた家の窓から全員で顔を出すシーンからスタート。すぐ隣の大西から「元気やった?」「久しぶりやなー」と声を掛けられ、再会の挨拶を交わした白戸家のお父さんは、なにわ男子と約1年ぶりの CM 撮影ながら、ファーストテイクから早くも息ぴったりの掛け合いを披露した。
その中で最も盛り上がったのが、「なにわ男子 HOUSE で待ってるで」と呼びかけるシーン。「え!?」と一斉に身を乗り出して横を向くはずが、自分だけ反応しそびれたため、全員の視線がふいに集中してしまい、思わず後ずさりしたお父さん。チャーミングなNGに、なにわ男子も「そらそうなるよ」「かわいいねぇ」とほっこりしていた。すると、名誉挽回とばかりに、なにわ男子の呼びかけが揃わずNGになった際、セリフ確認のために監督が近づいてくると、真っ先に立ち上がり手元の絵コンテを覗き込んだお父さん。すかさず藤原丈一郎が「お父さんが一番確認してる」と誰より熱心な姿勢に言及すると、「さすがや!」とばかりに、メンバーの皆さんから楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
ユーザーに見立てたカメラを、道枝が「なにわ男子HOUSE」のドアを開けて、メンバーたちが待つ部屋に送り出すシーン。道枝は、さも自分がユーザーの手を引いてエスコートしているように見せるべく、「こんな感じですか?」と自らのアイデアを伝えつつ、監督、カメラマンと話し合いながら、より臨場感のあるお芝居を追求した。また、なにわ男子が左右に並ぶ花道を、ユーザーに見立てたカメラが抜けていくシーンでは、順番に手を伸ばしていくタイミングが一発目からピタリと合致。これには監督も「はい、素晴らしい」「素敵」と絶賛の声を上げた。
なにわ男子が「ようこそ」「おかえり」などと次々と声を掛けるシーンは、360度回転する主観カメラを使用し、自分の前にレンズが来た瞬間、ひと言ずつコメントしていくメンバーを長回しで撮影した。最初の方は「よく来たね」「何して遊ぶ?」とスムーズにコメントしていたメンバーだが、監督から「自由演技で」という指示が飛んだ直後から、なぜか大喜利状態に。
中でも一番笑いが起きたのが、大橋さんが突然「オイ!オイ!オイ!」と声を張り上げながら、シャドーボクシングのような面白アクションを披露した場面。すぐ隣の高橋恭平は笑ってセリフが遅れ、次の西畑大吾も語尾が怪しくなり、長尾謙杜こそ何とか踏みとどまったものの、ツボに入った道枝は全くセリフが出てこず、手を振るだけでフレームアウトしてしまう事態となり、カットの瞬間、現場は大爆笑に包まれた。
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