俳優の妻夫木聡が、3月7日に都内で開催された「サッポロ生ビール黒ラベル新CM完成披露イベント」に登場。同日から全国で放送開始となる新CM 「丸くなるな、☆星になれ。」篇の撮影秘話や、2023年に俳優生活25周年を迎えるということで、俳優として今抱いている夢などを語った。
今回のCMは、ブランドメッセージでもある 「丸くなるな、☆星になれ。」にあらためてフォーカスし、2010年から13年間「サッポロ生ビール黒ラベル」のCMに出演している妻夫木が夜の街を巡りながら、“愛”や“名誉”、“夢”など歴代の「大人エレベーター」シリーズのCMで取り上げられたテーマを振り返る内容となっている。
新CMがステージで流れた後、“夢”のテーマで松本隆と共演した当時を振り返り、妻夫木は「松本さんの発する言葉一つ一つにとても浪漫があって、大人の色気みたいなものをすごく当時感じていて、流石だなという印象でした。同じ言葉でもこんなに言う人によって変わってくるものなのかと、松本さんの言葉には力がありましたね」と回顧。
あらためて今回のCMで歴代のテーマを振り返り、気付いたことについては「毎回いろんな方の言葉を聞いて、自分自身もまだまだ成長していかなければいけないなと感じさせられるんですけど、どんな方に聞いても『大人ってなんだろうな』って。大人ということに対してはっきりとした形を持っていなくて。どこか憧れていく存在みたいなものが大人ということなのかな」と語る。
続けて「僕自身、13年間CMをやらせてもらっている中で、どこまで大人ということに近づけているのかは正直分からないんですけど、皆さんに負けないような言葉を生み出せるように、もっともっと成長できればと思います」と誓った。
また、俳優生活25周年ということで俳優として目指している今の夢について聞かれると、妻夫木は「今現在これっていうものは、はっきりとはないですけど…」と前置きしつつ、「だんだん日本の社会もグローバル化していく中で、映像業界ももっともっとグローバル化していったら面白くなるんじゃないかなというのはすごく思いますね。言葉や文化の違いなどの問題はあると思うんですけど、もっと映像業界が盛り上がっていければ面白いんじゃないかなと。それがかなう時には中心にいられるように頑張りたいと思っています」と笑顔で明かした。