乃木坂46・山下美月、ストイックな努力で道を切り開くエンターテイナーとしての魅力

2023/03/29 12:00 配信

ドラマ 映画

山下美月※ザテレビジョン撮影

2022年10月からスタートした、連続テレビ小説「舞いあがれ!」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)に、福原遥演じる主人公・岩倉舞(いわくらまい)の幼馴染、望月久留美(もちづきくるみ)役として出演している、乃木坂46山下美月。山下は乃木坂46の3期生のメンバーの1人で、あざとキャラを定着させ、ファンの間では、そのプロ意識の高さから“山下プロ”という異名を付けられている。現在は、朝ドラに続いて1月からスタートしたドラマ「スタンドUPスタート」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)にも出演するなど女優業が目立っている。また、2018年から、橋本奈々未松村沙友理に続いて乃木坂46から3人目となるファッション誌「CanCam」の専属モデルに抜擢されるなど、モデルとしても活躍中。そんな彼女のアイドル・女優・モデル、それぞれの魅力に迫る。

アイドル・山下美月のあざといはエンターテインメント

山下美月※ザテレビジョン撮影


山下は2016年に乃木坂46の3期生オーディションに合格し活動をスタート。加入時から圧倒的なオーラを放っていたことから、同グループの齊藤飛鳥には「すごい目を惹かれる」と賞賛されていた。またグループ内では“あざといキャラ”を定着。しかし、実際は白黒はっきりさせたいサバサバとした性格であり、「私のあざといは完全に狙いにいっています」と告白。“あざとさ”はアイドルとしての山下の魅力であり、ファンに楽しんでもらいたいという気持ちから生まれたエンターテインメントなのだ。

どんなに多忙でもファンにメッセージを送ることができる、モバイルメールやトークアプリやインスタグラムを積極的に更新している山下。そんな姿を見たファンからは、プロ意識が高いことから“山下プロ”という異名も付けられている。

一見、完璧そうに見える山下だが、少しダサくてユニークな一面も。乃木坂工事中(テレビ東京系)やYouTubeで視聴できる乃木坂配信中では、運動音痴な姿や、先輩の1期生をいじり倒す姿を見せ、番組を盛り上げている。

そんな山下は、2018年に発売された乃木坂46の20thシングル「シンクロニシティ」で初福神としてフロントメンバーに初選抜。その後も選抜メンバーとして活動を行うも、2019年に発売された23thシングル「SingOut」のリリース活動を体調不良により休止。休業が決まったときには「他のメンバーが頑張っているのに、自分だけ休む選択をするのが許せなかった」と芸能界を引退することも考えていたという。現在もその考え方は変わっておらず「休みはいらない」と語っている。常にストイックで努力家であるのも彼女の魅力だ。

そして、2021年に発売された乃木坂46の26thシングル「僕は僕を好きになる」でシングル表題曲初のセンターを務めた。また、2023年3月29日(水)発売の32thシングル「人は二度夢を見る」で同グループのメンバー久保史緒里とWセンターを務める。乃木坂が新体制になりつつある今、山下がグループのセンターとして活動する姿をしっかりと見届けたい。

山下美月※ザテレビジョン撮影