ディズニープラスが手掛ける日本発の完全オリジナルのファンタジーアドベンチャー「ワンダーハッチ ―空飛ぶ竜の島―」。実写とアニメの融合という新しい映像表現を取り入れた本作より、アニメで描かれる「ドラゴンが住む島」の声優情報とキャラクター情報が解禁された。
本作は、実写で描かれる「私たちが住む現実世界」と、アニメで描かれる「ドラゴンが棲む異世界」の二つの世界が描かれる。
主人公は、中島セナ演じる現実世界でどこか周囲の同級生たちになじめなさを感じながら生きる女子高校生のナギと、奥平大兼演じるドラゴンが棲む異世界でドラゴンと心を通わせるドラゴンライダーの少年・タイムの二人。さらに、タイムが憧れるドラゴンライダーの英雄・アクタ役で新田真剣佑も出演する。
制作スタッフは、作品全体の監督を萩原健太郎が務め、アニメーション監督を大塚隆史、キャラクター原案・コンセプトアートを「約束のネバーランド」(集英社 ジャンプコミックス刊)の作画を担当した出水ぽすか、アニメ制作は「攻殻機動隊」シリーズ「PSYCHO-PASS サイコパス」を手掛けるProduction I.Gが務める。
これまで、制作発表とあわせて実写世界のキャスト情報が解禁されたが、この度アニメ世界のキャラクターおよび声優情報が解禁となった。
アニメで描かれる異世界は、人間とドラゴンが共存する世界「ウーパナンタ」が舞台。そこに暮らすタイムとアクタは実写同様、奥平と新田がそれぞれ声優も担当する。
そして、ウーパナンタに登場する新キャラクターも明らかに。解禁となったのはウーパナンタを恐怖に陥れるドラゴンライダー・ジャイロ。その声を担当するのは、声優として「呪術廻戦」「ゴールデンカムイ」でのアニメ作品をはじめ、役者としてもドラマや映画など数多くの作品に出演する津田健次郎。津田は「アニメと実写が融合した作品は今までにもありました。でも、今回のお話を頂いた時は違う新しい領域の作品に参加できるとうれしく思いました。一緒にファンタジーの世界に旅立ちましょう」と本作への意気込みを明かしている。
また、タイムの相棒で共に現実世界にやってくるドラゴン・ガフィン役を「アナと雪の女王」シリーズのオラフなどで知られる声優・武内駿輔が務める。本作の出演にあたり、武内は「二次元の力でより実写パートの魅力を加速させられるよう、アニメに関わる人間として精いっぱい取り組みたく思います。ガフィンに親しみやすさを持っていただけるよう、真心込めて声を吹き込みたいと思っております」とコメント。
今回のキャスティングには萩原監督が携わっており、津田については「葛藤だけでなく、その先にある悲哀さえも的確に表現されるとんでもない声優です」と、武内については「人でもなく、実存もしないドラゴン…。こんな難しい役にリアリティーを吹き込めるのは武内さんしかいません!」と起用理由を明かしている。
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