ふんわりしたワンピースにゆるパーマヘア、出没するのはカフェや雑貨店…今年、いろんなメディアで注目された“森ガール”。そんな中、森ガールたちの中で「かわいい!」と評判なのが、今年デビューしたボーカル&チェロのYukko率いる5人組“のあのわ”。自らをバンドではなく“楽団”と名乗ったり、ドリーミーな世界観をビジュアルやライブに取り入れているなど、森ガールに通ずる部分も多い。果たしてのあのわは“森ガール&森ボーイ”アーティスト? 11月にニューシングル「Sweet Sweet」を発表し、現在ツアー中の、のあのわ・Yukkoに独占インタビューを行った。
――まずは、「週刊ザテレビジョン」46号の“森ガール”特集の「森ガール度チェック」を試してみてください。Yukkoさんの森ガール度はいかがでしたか?
「チェックした数は10個…“街ガール”でした…。昔からゆるいワンピースとかが大好きで、自分でも森ガールなのかと思ってたんですけど…ショックです(笑)」
――のあのわのファンの方も森ガールが多いんですか?
「ライブではかわいいスカートをはいた“あなたの方が森ガールっぽいよ”っていう女の子が見に来てくれてうれしいですね。わたしも10代のころ、女性アーティストのファッションにあこがれたりしたので、そういう存在になれるといいなと思います」
――「カフェでまったりが幸せ」「将来はカフェを開きたい」にチェックが入っていますが…?
「コーヒーが大好きで、飲まないと1日が始まらない気がするんです。時間が空いたら1人でカフェに入ったりもしますね。“カフェを開きたい”っていうのは、デビューも決まっていないころメンバーで話してたんですけど、もしデビューできなかったり、おじいちゃん、おばあちゃんになった時に、私はコーヒー屋、彼らはおにぎり屋さんをやりたいって。で、ギターのゴウちゃんの実家が軽井沢なんですけど、空き家があるって言うから、じゃあ、そこで昼はおにぎりとコーヒーを出して、夜はステージでちょっと演奏して…そういうお店をみんなでやりたいねって(笑)」
――「おにぎり屋さんをやりたい」という4人の男性メンバーは、いわゆる草食系ですか?
「草食系というか、まさしく“森ボーイ”たちです(笑)。お菓子に目がなくて、コンビニで新しいお菓子見つけたら買ってきてくれるメンバーもいて。一番森ボーイっぽいのは…雰囲気はキーボードの(荒山)リクくん、性格はギターのゴウちゃんですね」
――写真やジャケット、衣装のイメージも大切にしてるということですが、ニューシングル「Sweet Sweet」はどんなコンセプトがあるんですか?
「毎回テーマを決めていて、衣装も含めて1つの作品として見せていければと思っています。今までは白と黒でクラシックなイメージだったんですけど、今回の『Sweet Sweet』はポップな感じを出そうと。CDジャケットの色や雰囲気は、曲調に合わせて甘〜い感じにしてみました。ジャケット写真の撮影では、子どものころ以来久々に木に登ったんですけど、虫が嫌でした(笑)。子どものころはそんなに嫌じゃなかったのに…純粋さをなくしてしまったような気がします。ドラムの本間(シュンタ)くんは動物愛護精神があって、たとえばハエとかをわたしが嫌がると、「ハエも生きてるんだ!」とか本気で怒る。そういうのはすてきだなって思うんですけど(笑)。虫っていると思わないところにいたりするから、ビックリしちゃうんですよね! あと、PVでは、綿あめや生クリームを食べるシーンがあって。久しぶりに食べた綿あめは、おいしかったです(笑)」
(2)へ続く
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